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ヌナから連絡が来た翌日。
俺はスマホを耳に当てる。
プルルル…
緊張しながらコール音に耳を傾けていると
JK「もしもし？ どうしたんですか？」
昔とは違う、ハキハキとした口調のジョングク。
TH「おっひさ〜♪
そろそろ俺の声が聞きたい頃かと思ってね〜♪」
ふざけて言うと
JK「…あぁ…はい。
じゃあ特に要件はない感じですか？」
昔から変わらぬ塩対応。
TH「もぉ〜冷たいなぁ〜。
要件もあるも〜ん。」
すねて言うと
JK「なんでしょう？」
“さっさと言え。”
という雰囲気がヒシヒシと伝わる言い方で返される。
TH「えっと…。」
そこで躊躇してしまい言葉に詰まる。
JK「………ないならあとでかけ直しても…
TH「Aヌナ………。」
痺れを切らし話し出した言葉に被せて
ヌナの名前を出すと
JK「？」
電話の向こうで瞬時に耳をすませるジョングク。
TH「ヌナ…結婚を前提にした
恋人ができたらしくて…。」
意を決して口に出すと
JK「…っ。」
それを聞いたジョングクは息をのむ。
……………。
少しの沈黙のあと
JK「…そう…ですか。」
弱弱しい声が聞こえてきた。
TH「いやぁ〜全くノーマークで
俺もビックリしててさぁ〜。
すぐにどんなヤツか調べようと思ってるんだけど…
JK「もう、いいです。」
TH「え？」
JK「ありがとう、ございました。」
プツッ
ツーッ ツーッ ツーッ…
無感情な言葉を発したジョングクに
一方的に電話を切られてしまう。
…ジョングク…。
あいつの気持ちは痛いほどわかった。
俺も今、全く同じ気持ちなんだから。
だから俺は、
そんなお前に、
ヌナと…幸せになってほしかったんだよ…。
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のあ(プロフ) - くろみさん» くろみさん、ありがとうございます！ お付き合いいただきありがたいです！ ご期待に添えるように頑張ります！ (2021年10月15日 20時) (
レス) id: ec0fc61b71 (このIDを非表示/違反報告)
くろみ(プロフ) - ジョングクと主人公の出会い素敵です。更新頑張ってください。 (2021年10月15日 16時) (レス) @page5 id: 145c683577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年10月14日 11時
