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※少々大人なシーンが含まれております。
苦手な方はご注意ください。
・
TH「ん〜…今俺結構バタバタしててさぁ…。
時間が出来たら俺から連絡するから
今回はヌナ達だけで行ってきてよ。」
さっきよりも少し暗いトーンで
思ってもいないことを口に出す。
『…っ………そう…。
わかった。
忙しいのに、ごめんね。』
落ち込んだ様子のヌナの声。
申し訳ないとは思っても、俺には自信がなかった。
あの養父母と
ヌナを奪った男の前で
“いつもの俺”を演じることが。
TH「なんでヌナが謝るの？
…あ！ そろそろ戻らないと！
じゃあまたね！」
本当はもっとヌナの声を聞いていたかったけど
取り繕うことに限界を感じて
無理やり話を終わらせ電話を切る。
…最低だ。
ヌナの願いを聞けないなんて。
自分で自分を責めていると
「ねぇ〜え〜？ まだぁ〜？」
待ちくたびれたらしい女がうしろから抱きついてくる。
TH「お待たせ…♪ 戻ろっか？」
口ではいつも通り言っていても
女の腕を掴んでぐいぐいひっぱりながら
部屋に向かって歩いて行く。
「えっ！？ やだっ…痛いってば！」
うしろで女がそう言っても
気にも留めずに歩みを進める俺。
やがて部屋に入ると
ドサッ
「キャッ！」
女をベッドに投げ捨て
TH「続き…したいんでしょ…？」
倒れた女の上に膝を立ててまたがって
見下ろしながら言う。
「なんか…怖いんだけど…。」
いつもと様子が違う俺に怯える女。
TH「……………。」
そんなことなどお構いなしに
俺は乱暴に女を抱いた。
ぐちゃぐちゃになった俺の感情を
全部吐き出すかのように。
そんなことをしても虚しいだけだなんて
わかりきっていても
俺には、もう
どうすることも
できなかった。
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のあ(プロフ) - くろみさん» くろみさん、ありがとうございます！ お付き合いいただきありがたいです！ ご期待に添えるように頑張ります！ (2021年10月15日 20時) (
レス) id: ec0fc61b71 (このIDを非表示/違反報告)
くろみ(プロフ) - ジョングクと主人公の出会い素敵です。更新頑張ってください。 (2021年10月15日 16時) (レス) @page5 id: 145c683577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年10月14日 11時
