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それから俺は
ジョングクを利用することはやめて
他のツテを使って仕事を進めた。
今までヌナ以外に全く関心を示さず
他の人間なんてどうでもよかった俺が
ジョングクに対してはなぜかそう思えなかった。
２人と病院で会ってから数カ月が過ぎたが
ジョングクからの連絡はない。
…なに考えてんだ…。
連絡を待ち望んでしまっている自分に
自問自答を繰り返す日々を過ごしていた。
そんな時。
〜♪
通知音でスマホを確認すると
チョン・ジョングク
「お久しぶりです。
連絡が遅くなってしまい、すみません。
この間は送っていただいて
ありがとうございました。
その後、お変わりないですか？」
念願の連絡に自然と口角が上がる。
テテ
「久しぶり〜！
ヌナならすっかり元気になったみたいだよ〜！
連絡先教えよっか？」
こいつが気になっているのはヌナのことだ。
そんなことは手に取るようにわかる。
返信するとすぐに返事が来て
チョン・ジョングク
「それはよかったです。
いえ、連絡先は結構です。
人づてに聞くのは良くないので。」
と、断られてしまった。
テテ
「え〜？
グガだったらヌナは気にしないと思うけど？
じゃあ、３人でご飯でも行く？」
それで直接連絡先をきけばいい、と思った。
…が、またすぐにきた返信には
チョン・ジョングク
「折角ですが、遠慮させていただきます。」
つれない言葉。
テテ
「なんで？
ヌナのこと、嫌い？」
いじわるする俺。
チョン・ジョングク
「どうしてそうなるんですか。」
テテ
「じゃ、好き？」
ニヤけが止まらない俺。
チョン・ジョングク
「人として好きだす。」
動揺して誤字ってるし。
テテ
「😏✨」
そこで、拗ねてしまったのか
返事がこなくなってしまった。
…わかりやす。
いくら高校の後輩とはいえ
そんなに話したことはなかったし
今も久々に少しメッセージを送り合っただけだ。
なのに
言いようのない安心感と信頼を感じている自分がいた。
たぶん、期待しているんだ。
俺と同じ世界を見ているかもしれない、こいつに。
俺は
ひとりじゃないかもしれない
と。
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のあ(プロフ) - くろみさん» くろみさん、ありがとうございます！ お付き合いいただきありがたいです！ ご期待に添えるように頑張ります！ (2021年10月15日 20時) (
レス) id: ec0fc61b71 (このIDを非表示/違反報告)
くろみ(プロフ) - ジョングクと主人公の出会い素敵です。更新頑張ってください。 (2021年10月15日 16時) (レス) @page5 id: 145c683577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年10月14日 11時
