42話 ページ43
それから少し待っていると2人が戻ってきた
ヨナ「連れてきたわ」
青「A、無理しないで」
A「ありがとう、大丈夫よ...青龍、あなたに名前をつけてもいいかしら?」
青「Aがつけてくれるなら、嬉しい」
A「良かった...あなたの名前はシンア、月の光という意味よ
あなたは暗闇の中で私の手をひいて導いてくれた
私の月の光」
シンア「シンア...」
シンアは静かに草原を走っていた
A「喜んでくれたってことで、いいのかな...」
ヨナ「当たり前じゃない、シンアは誰よりAが好きなんだから」
シンア「アオ、Aが俺に名前をくれたんだ...
シンア、月の光っていう意味なんだって... (Aがくれた名前、大切にしよう...)」
翌日の朝
ヨナ「二人とも、調子はどう?」
キジャ「...緑」
A「緑龍の、気配がする...」
ユン「二人とも、熱は下がったみたいだね」
A「うん、ありがとうユン」
ユン 「別に、当たり前のことしただけだよ!...///」
キジャ・シンア「......」ギュッ
A「どうしたの?キジャ、シンア」
キジャ・シンア「...ムスッ」
ユン「...日に日にあの二人のAへの依存が激しくなってる気がする...」
ヨナ「Aも大変ねフフッ」
ユン「えーっと、キジャとAが指した方角で言うと緑龍がいるのはこの範囲だね」
キジャ「うむ」
ハク「このまま行くと彩火の都や緋龍城にぶち当たるな」
ユン「だね、山沿いに遠回りしながら緑龍の方向を確認していこう」
ヨナ「えぇ」
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作者名:カッパ | 作成日時:2021年8月5日 1時