41話 ページ42
A「ここは、泉？...あっ、青龍」
そして、青龍は泉に飛び込んだ
ﾊｸ 「あぁ、どうすんだ？白蛇が嫌すぎて身投げしちまったんじゃねぇか？」
ｷｼﾞｬ「私か？私のせいなのか？！」
A「青龍...っ！本当に優しいわね、青龍は」
ﾖﾅ・ﾕﾝ「え？」
ｻﾞﾊﾞｧｯ
青龍が魚を持って泉から上がってきた
青「......」
ｷｼﾞｬ「青龍お主、これを食べて精力をつけろと...
ありがたいが口で言ってくれぬか？」
青「ﾌﾞﾙﾌﾞﾙｯ」
A「青龍、大丈夫？布あるからこれで拭いて」
青「ありがとうA」ｷﾞｭｯ
ﾕﾝ・ﾖﾅ・ﾊｸ「......」
ﾕﾝ「前から思ってたけど、キジャと青龍ってAに対してスキンシップ多くない？」
ｷｼﾞｬ「そうか？だが、Aの近くは安心するのだ...」
そう言ってキジャもフラフラ近寄ってきて抱きついてきた
A「っ！2人とも可愛いﾌﾌｯ」
ﾕﾝ「まったく...そろそろ戻るよ
それにしてもよくここに川があるってわかったね」
青「...ﾄﾝｯ」
ﾕﾝ「あぁ、その目遠視能力があるんだ
魚を瞬時にとらえたし、動体視力も優れてそうだね
その目を見たら石になるってほんと？」
青「ﾌﾙﾌﾙｯ」
ﾕﾝ「そうなの？じゃあ何で面を取らないの？」
青「...」
A「ユン、質問はその辺にしといて
まずは青龍の体を暖めないと、濡れたままじゃ風邪ひいちゃうよ」
夜になっても私とキジャは熱が下がらず、寝たきりだった
ﾖﾅ 「ねぇハク、青龍の名前何がいいと思う？」
ﾊｸ 「妖怪毛むくじゃらとかでいいんじゃないっすかね」
ﾖﾅ 「ハクに聞いた私が馬鹿だったわ」
ﾊｸ 「え？」
ﾖﾅ「A、調子はどう？」
A「今は落ち着いてきました、それより何か用があったのではないですか？」
ﾖﾅ「えぇ、青龍の名前何がいいかと思って...」
A「そうですね...シンア、とかどうですか？」
ﾖﾅ「いいわね！今、呼んでくるからAが直接名前をつけてあげて」
A「わかりました」
姫様は青龍を呼びにどこかへ歩いていった
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
