39話 ページ40
ｷｼﾞｬ「何をしに来た青龍
そなた、我々と共に行く気はないのだろ？」
青龍は近くにあった斧を持ってキジャに近づいていく
ｷｼﾞｬ「っ！...っ」
そして青龍はキジャの後ろの壁を掘り始めた
ｷｼﾞｬ「っ...そなた、脱出の手助けに来たなら口で言わぬか！
四龍同士で戦わなければならぬのかと絶望したぞ！」
A「ﾌﾌｯ」
ｷｼﾞｬ「とゆうかそなた、どこを掘っている
出口はあちらだぞ」
青「...ここ、外に繋がってる...ここを崩す方が早い」
ｷｼﾞｬ「それを早く言わぬか、姫様すぐに掘りますのでお待ちを」
私も近くに落ちていた剣を使って掘り始めた
ﾖﾅ「私も掘るわ、ちょっと貸して」
「え？あの、」
ｷｼﾞｬ「いけません、姫様をお助けするのは我ら四龍の役目」
ﾖﾅ「私にも...私にもやらせて、一刻も早くここを出よう！」
ｷｼﾞｬ「っ！はい！」
ﾕﾝ「あんた達も命が惜しかったら掘りな」
「えっオレ素手？」
「2コあるから使えよ」
それからみんなで壁を掘った
A「それにしてもキジャ、そんなにとばして大丈夫？」
ｷｼﾞｬ「問題ない！」
しばらく皆で掘り進めていた時、姫様が倒れた
ﾖﾅ「...ﾌﾗｯ」
A「姫様、大丈夫ですか？青龍、あなたの部屋に連れていってあげて
きっとここよりは平気なはずだからっ...」
青「ｺｸﾝｯ」
ﾖﾅ「皆が、やっているのに私だけ休むなんて出来ないわ」
A「さあ早く...」
青「ｺｸﾝｯAも、少し、休んだ方が良い」
A「っ！...ありがとう、でも私は大丈夫」
そして、青龍がヨナを連れていった
その後も私たちは壁を掘り続けた
青龍が奥に行ってから少しして姫様と青龍が戻ってきた
A「姫様、もう平気なのですか？」
ﾖﾅ「私はもう大丈夫よ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
A「なに？っ...」
キジャは姫様を青龍は私を庇ってくれた
ﾊｸ 「無事か！」
ﾖﾅ 「ハクっ！」
二人は抱きしめ合っていた
キジャは大きなタンコブを作っていたけど
青「A、大丈夫？」
A「えぇ、青龍が守ってくれたから
ありがとうﾆｺｯ」
青「うん...///」
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
