36話 ページ37
ﾕﾝ「行こう、あの行き止まりに何かあるんだよね？」
ﾊﾟｼｯ
ﾊｸ「...姫さんとAはここにいろ」
A「っ！」
ﾖﾅ「ハク？」
ﾊｸ「青龍は俺とユンで首根っこ引っ掴んでくるから」
ｷｼﾞｬ「何を言う、行くなら私だろ！」
ﾊｸ「よし、任せた白蛇様」
ｷｼﾞｬ「なにぃぃ！」
ﾊｸ「とにかくあんたらは中に入るな、ここで待って...」
ﾖﾅ「いいえ」
ﾊｸ「っ！」
ﾖﾅ「行くのは私とAとユンとキジャ、ハクはここで待ってて
Aだけじゃなく、私も青龍に会わなきゃ」
ﾊｸ「で、誰かが外で里の人間を見張ってなきゃいけない、それが余った俺ってわけですか」
ﾖﾅ「ハクだから任せるの
それに、キジャ達もいるから大丈夫よ」
ﾊｸ「ちゃんと戻って来てくださいよ」
ﾖﾅ「わかってる」
もう一度あの行き止まりのところにやってきた
壁を押すとまた隠し通路が出てきた
ﾕﾝ「えっ！ここの行き止まりに隠し通路？！」
A・ｷｼﾞｬ「っ！」
ﾕﾝ「A、キジャ、行くよ」
ﾖﾅ「どうしたの？」
ｷｼﾞｬ「あっいえ、青龍はその先にいます
私はここで待ってますので、3人で行ってください」
ﾖﾅ「え？どうして？」
ﾕﾝ「っ！...ほら行くよ！」
A「ｺｸﾝｯ」
ｷｼﾞｬ「ｺｸﾝｯ」
そしてしばらく歩くと少しだけ広くなった空間があった
A「さっきぶりね、青龍」
青「っ！」ﾀﾞｯ
ﾕﾝ「っ！A！」
青「ｷﾞｭｯまた、会えた」
A「うん！」
ﾕﾝ「びっくりした、いきなり走ってくるから襲われるかと思った...
てか龍はAに抱きつきたがる病気なの？((ﾎﾞｿｯ」
A「大丈夫、青龍はそんなことしない
とっても優しい人だよ」
ﾖﾅ「あなたが青龍ね」
「ぷっきゅー」
A「あなたもさっきぶり、この子何ていうの？」
青「アオ」
ﾖﾅ「全然似合ってないわね」
ﾕﾝ「そこは歩み寄ろうよお姫様！」
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
