28話 ページ29
ｷｼﾞｬ「これは何だ？」
ﾕﾝ「夕食ですけど、何か？」
ｷｼﾞｬ「夕食...これはさっき山道に生えていたまさかの雑草では無いか！」
ﾕﾝ「雑草じゃないよ！ちゃんと食べられる山菜だから
虫を入れなかっただけありがたいと思いな」
ｷｼﾞｬ「虫っ...そなた虫を食すのか」
ﾕﾝ「虫は栄養あんの、それにAは普通に食べるよ」
ｷｼﾞｬ「なんと！...姫様は平気なのですか？このような食事」
ﾖﾅ「虫はまだ食べられないけどだいぶ慣れたわ」
ﾖﾅ「ハク！起きたの？傷大丈夫？」
ﾊｸ「傷？何のことです？」
ﾖﾅ「あっ、お腹すいた？体動かせる？食べさせてあげようか？はい！口開けて」
ﾊｸ「あーﾊﾟｸｯ」
A「ん...」
ﾕﾝ「そろそろ起きると思ってそこによそってあるから、食べな」
A「ありがとう、ユン」
私は手当してもらったあと気を失ったのだ
ｷｼﾞｬ「大丈夫か？A、体動かせるか？」
A「うん、大丈夫(腕上がるかな)」
私は痛みに耐えながら、必死にご飯を食べた
A「ふぅ...」
ﾊｸ「無理すんなよ、白蛇に食わせてもらえば良かったのによぉ」
A「無理してないよ、それに食べさせてもらったら迷惑かかっちゃうし」
ﾊｸ「……」
ﾕﾝ「さて、青龍の居場所なんだけど...キジャ、A青龍の気配は？」
ｷｼﾞｬ「向こうの方が何かもやっと」
ﾕﾝ「はぁい、お手数おかけしましたぁー」
ｷｼﾞｬ「？」
ﾕﾝ「Aは？」
A「まだ向こうの方ね」
ﾕﾝ「青龍って同じく里があるの？それとも1人？」
A「あると思う、黄龍以外はみんな...緑龍は里にはいないみたいだけど」
ﾕﾝ「そういえばイクスが白龍以外は移動してるって言ってた
キジャの示す方角は東北東、火の部族の土地
なら、里がありそうな場所は6か所かな」
ﾕﾝ「よし野郎ども、明日から本格的に青龍探しだ！つうわけでおやすみなさい」
ｷｼﾞｬ「おやすみって、エッ、ここで？！」
ﾖﾅ「おやすみぃ」
ｷｼﾞｬ「えっ、ちょ、まっ...」
ﾊｸ「うっせ、白蛇」
ｷｼﾞｬ「へ？」
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
