27話 ページ28
「おとなくしてな嬢ちゃんたち、人質になってもらうぞ」
ﾕﾝ「っ...」
ユンと姫様が襲われそうになった時、ハクが賊を斬った
ﾊｸ「姫さん無事か？」
ﾖﾅ「えぇ、それよりもう終わったの？」
ｷｼﾞｬ「そなた何人倒した」
ﾊｸ「あ？覚えてねぇ」
ｷｼﾞｬ「私は28人倒した」
ﾊｸ「じゃあ俺40」
ｷｼﾞｬ「嘘をつけ！覚えてないと言ったでは無いか！
だいたいそんな人数いなかっ...！」
キジャが突然倒れた
A「っ！...大丈夫？」
ｷｼﾞｬ「あぁ、少々暴れすぎた
もっと、洗練された戦いを、お見せするはずだったのに...」
ﾊｸ「いや、俺はいいと思うぜ
白き龍神様のその血なまぐさい戦いっぷり
嬉しいねぇ、城にいた頃は本気で俺についてこれるやつはAだけだった、一度手合わせねがっ...」ﾊﾞﾀｯ
ﾖﾅ「ハク！」
ｷｼﾞｬ「死んだか？」
ﾖﾅ「死んでない！」ﾊﾟｼｯ
A「っ...(傷が、開いたな)」
ﾕﾝ「あぁ！ばか、傷開いちゃってるよ...」
ｷｼﾞｬ「？」
ﾕﾝ「本当は傷治ってないんだよ
シレッとしてるけどボロボロなんだから」
ｷｼﾞｬ「...化け物か？」
ﾕﾝ「あんたに言われたくないと思うよ」
ﾕﾝ「日が傾いてきたね、どこか寝る場所を探さないと」
ｷｼﾞｬ「ん？この辺に宿があるのか」
ﾕﾝ「野宿だよ」
ｷｼﾞｬ「野宿？」
ﾕﾝ「はぁ、これだからボンボンは
白龍様は最後尾をテレっとついてきな」
ﾖﾅ「んー！」
ﾕﾝ「何してんのお姫様！」
ﾖﾅ「だってハク動けないのよ？
運ばないと...っ！キジャすごい！」
ｷｼﾞｬ「龍の腕は常人の何十倍もの力がありますので」
ﾖﾅ「あ、いえ右手だけなんですけど」
私はユンに近寄った
A「ユンごめん、私も傷開いた」
ﾕﾝ「えっ！？大丈夫なの？」
A「うん、何とか歩けてるから多分大丈夫」
ﾕﾝ「場所見つけるまで頑張って」
A「分かったっ...」
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
