22話 ページ23
「では、 こちらでお待ちください
今、白龍様をお呼びしてまいりますので」
A「わかりました」
「なんて綺麗な髪と瞳」
「それに肌も綺麗で、お美しい」
A「ありがとう」
ﾕﾝ「何なの、ここ」
ﾖﾅ「A、ユン！無事だったのね」
ﾊｸ「一体この状況は何ですか？」
ﾕﾝ「Aの髪と眼を見た途端、こんな状態に...」
「まあ、もう一人の赤髪のお姫様よ！」
「お二人が並んでいると更に美しく、眩しく見えます！」
ﾖﾅ「聞いた？美しいって！」
ﾊｸ「髪がね」
A「...ふぅ、やっと落ち着いた」
ﾊｸ「凄かったからな、特にAは」
白「おい！そこの女！」
ﾖﾅ「？」
A「...白龍」
ﾖﾅ「え？」
白「っ！うっ...(何だこれは、血が逆流するようだ！)」
A「白龍、！」
白「(あぁ、この方たちがずっと待ち望んでいた...)」
私は白龍が倒れる前に後ろに回って支え、足の上に頭を乗せた
A「...熱い、大丈夫？白龍」
白「はい...大丈夫です」
A「良かった...」
白「あの、お二人のお名前を聞いてもよろしいですか？」
ﾖﾅ「私はヨナ」
A「私はAよ」
白「A様にヨナ様」
A「あなたの名前は？」
白「っ！(もう、私の名を呼ぶものはいないとおもっていた)キジャ、とお呼びください」
A「キジャ、とても素敵な名前ね」
ｷｼﾞｬ「っ！...ありがとうございます」
「おめでとうございます白龍様
やっと、我らの王と姫が現れたのですね！」
ﾖﾅ「私はあなたの王でも、主でもないわよ
Aは本物の姫だけど私は違う...
そして、私は仲間を守るために神の力を欲しがる不届き者」
ﾕﾝ「っ！ちょ...黙っとこうよ、そうゆうのは」
ﾖﾅ「他の三人の龍も手に入れようと旅をしているの
最初にあなたの力を借りたい」
ｷｼﾞｬ「っ！...光栄の極みにございます
あなた方が誰であろうとどんな目的があろうと私は
今からあなた方の龍です
私の中の血が、そう告げているのです」
ﾊﾞﾊﾞ「そうと決まれば、まずは宴じゃ！
緋龍王と姫、復活の宴の用意を！」
「は、はい！」
ﾊﾞﾊﾞ「お待ちしておりました、赤き髪の王と我らが姫
...なんとお美しい」
A「あはは...」
A「.....」
ﾖﾅ「どこへ？」
A「キジャのところに、さっき倒れたので心配で」
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
