16話 ページ17
ﾖﾅ「何か見えた？」
ﾊｸ「皆無、あのジジイどこにいるかわからんやつを探せっつってもなぁ...
この辺を虱潰しに探すとなると野宿になるが」
ﾖﾅ「少しは慣れたわ」
A「城の裏山と違ってここは冷えます」
ﾖﾅ「その時はAとハクにくるまって寝るから大丈夫」
A「...ん？」
ﾊｸ「...いいけど、イタズラしますよ
例えばこういうこととか」
ﾖﾅ「ちょっと、ハク！」
ﾊｸ「静かに、40...」
A「いや50はいる」
ﾖﾅ「っ！...追っ手？」
ﾊｸ「もう追う気が無くなったのかと思ってたけど、こりゃまた気合いの入った数だな」
A「倒せば関係ない」
ﾖﾅ「Aが、ハクみたいになってきてる」
ﾊｸ「それはどういう意味ですか？まったく...
やっぱくるまって寝るんならAみたいに抱き心地が良くねぇとイタズラする気にもなりませんよ」
A「私を例えに使わないでよ...」
ﾊｸ「さてと、働きましょうか」
A「久々にテンション上がってきた」
ﾊｸ「...やっぱ似てきてるな」
ﾖﾅ「(すごい、ハクはもちろんだけど、ハクの邪魔にならないように援護しながら戦ってるA、息ピッタリ...)」
「まさに雷獣、それにAもなんて強さだ」
ﾊｸ「どうした？これで終わりか！」
ﾃｼﾞｭﾝ「雷獣は健在だな
ソン・ハク将軍、A、そしてヨナ姫
火の部族このカン・テジュンが...」
ﾊｸ「見てくださいA、姫様、自然がいっぱいだー」
A「綺麗だー(棒)」
ﾃｼﾞｭﾝ「てっ、ぇぇえええ！
なぜ私が話しかけている最中に自然を満喫するのだ」
ﾊｸ「おぉ、なんだ俺に話しかけてたのか
俺は今将軍でもソンでもないんで、すみませんねぇどうも」
ﾃｼﾞｭﾝ「あ、いやぁそんな、わかって貰えれば良いのだ...って何！？将軍では無い？」
ﾊｸ「ですよ〜、つーわけで俺がこれから何をしても風の部族は何ら関係ありませんので」
ﾃｼﾞｭﾝ「まぁでも、風の部族はどうでも良い
そこにいるヨナ姫とAに用があるのでな、いけ！」
ﾊｸ「ﾋﾟｸｯなぜAが...」
A「何で私まで...(まさかバレた？)」
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作者名：カッパ | 作成日時：2021年8月5日 1時
