第13話 ページ16
「そんなことがあったんですか。誰にも言えなくて、辛かったですね…」
佐々木さんがそう言って優しく抱きしめてきたから今まで堪えてた涙が一気に溢れて、暫くの間佐々木さんに体を預けて泣いた。
その間もずっと背中をさすってくれてなんだか久しぶりに人に甘えた気がしてちょっと恥ずかしかったけど居心地が良かった。
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『そういえば、あの…男の人来てませんか?』
「ん?大丈夫、来てないですよ
あ、でも……」
『え?』
「Aさんの目が覚める少し前まで小野さんがいらしてましたよ。」
『へ?小野さん??』
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『じゃ、じゃあ私は小野さんとあの人と勘違いして…』
思い出すとなんか失礼のオンパレードだったね。
誰だって自分と他人を間違えられたら嫌なはずなのに…
「小野さんにメールでもしといたら??」
『そう、だね…。そうする!』
机の上に電源を切った状態で置いてある携帯を手に取ると、なんだか電源を付けるのが怖い。
携帯を持ったまま何も出来ないでいる私を見かねて佐々木さんが「私が先に確認しますか?」と言ってくれたのでお言葉に甘えることにした。
「うん、これで大丈夫」
携帯を確認すると多分大量にあっただろう着信履歴を消去してくれたらしく、彼の形跡は綺麗に消えていて内心安心しつつメールを起動させた。
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どうも作者です
家のタブレットがぶっ壊れました。とうらぶのデータも共に消え去りました。
私の蛍丸はもう帰ってこない…
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友 - 読ませていただきました、読んでいてとても楽しいです♪続き楽しみにしてますね (2017年8月12日 5時) (レス) id: f5f412bd1c (このIDを非表示/違反報告)
枢木朱花(プロフ) - 夜月さん» ありがとうございます!励みになります頑張ります!! (2016年8月30日 0時) (レス) id: c99f865d08 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - お気に入り登録させていただきます(^^)更新ファイトです! (2016年8月29日 2時) (レス) id: 61c0ff7a24 (このIDを非表示/違反報告)
枢木朱花(プロフ) - ちゅんさん» ありがとうございます!最近更新遅くて申し訳ないです… (2016年8月28日 0時) (レス) id: c99f865d08 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!更新頑張ってください!! (2016年8月27日 1時) (レス) id: 3e37232869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:枢木朱花 | 作成日時:2016年8月8日 21時