【SLAM DUNK】伝説の女子バスケプレイヤー！ (ページ12)

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『なーんて、昔のこと思い出してもしょうがないよね、』

ダムダムダムダ…

『あ。』

私のぼーるをバウンドさせる音は急に止んだ。
流「何してんだお前、」

『ごめんごめんごめん！まさかこんなはやくくるとは思っていなくて、すぐにどくね、』

流「いやいい。やっぱまだできんじゃねえか」

『うーん、まあ…ね〜、でも、もういいんだ、じゃ、流川もホームルーム遅れないくらいでやめるんだよ！じゃね〜』

まずいまずい…流川に嫌われる、てかもう嫌われてるか・・

晴「あの…！！」

びっくりした…この子はたしか…えっと、晴子ちゃんだっけ

『はい！』

晴「流川くんとそういう関係なんですか？」

『え』

私はこれでも察しの良いほうなんです。
この子、流川のこと好きなんですね、

『いや全然違う。普通に、むしろ私嫌われてるよ、笑晴子ちゃんいっつもバスケ応援来てくれてるよね、すごくコートからよく見えてるし、励みになってるよ！！きっと流川の目にも入ってると思う！！けどねけどね、流川なんかより、桜木のが絶対良い人だと思うんだけどな〜』

やばい、晴子ちゃんにも桜木にも幸せになってほしくてマジでへんなこと言ってる…。

晴「やだ、私ったら恥ずかしい…。ごめんなさい！」

『いやーいいんです！助かってます！！』

晴「その〜、Aさん？っていいましたっけ。その話し方の感じから、桜木くんのこと好きなんですか？」

『え、』

まずいここで好きとか思われたら桜木と、晴子ちゃんの恋めっちゃ邪魔することになっちゃう、
けど、晴子ちゃんは流川が好きだけど、でも、桜木は晴子ちゃんが好きで…
うわ、どうするこれ三角関係。
あ、ちがう、流川と桜木が、結ばれてない。流川が桜木好きってことか！！

『いやいやいやいや、桜木と流川が好き同士！！じゃばいばい！！』

晴「不思議な子だなぁ〜…笑けど、優しそうな子でよかった！」

あれ、私なんて言ったっけーーーーーーーー
やばい。HR間に合わない。走ろう。