私！リアルの天女なのに！！！2

52話 天女様萌えています ページ9

Aside


あの後、伊賀崎君に作戦の説明をして
決行日は今日の昼と少し開けて夜に決まった

まぁ大体は私がするんだけど
夜の時だけ伊賀崎君に力を借りさせてもらいます

まぁ、そんなこんなで私達は夜になるまで
お茶を飲んで適当に雑談をしながら休んでいます


孫「だけど、どうしてお一人で使用と思わないのですか？」


え？
この意味は…

「どうして貴女一人で解決しようとしないのですか、そんなに僕の力が必要なんですか」

というか意味なのか？？？？？？？？？


『…やっぱりやりたく無かった？』

孫「違います！そう言う意味では無くて…」

『なら、どういう意味？』


伊賀崎君は眉をひそめて
不安げな表情をして言った


孫「貴女は作法委員会や保健委員会を仲直りさせました
それはとても凄い事です
そんな凄いお方に僕が役に立つのかなって
足を引っ張らないようにできるかと…」


なんて健気なの！！
私はこんな子を不安にさせてしまったなんて！

きっと、猪名寺君達の事だ
どうやって仲直りさせたのか
細かく説明したに違いない

確か、作法委員会の時は
下級生に上級生1人と随分多かったからな…

保健委員会も上級生1人だけど
結構上手くいったし…

でも、伊賀崎君は下級生で1人だけ
頼れる人もいなければ
相談できる人も今はいない

そりゃ不安にもなりますな


『大丈夫！私一人だときっと
竹谷君を元気にできないし
竹谷君も私なんかよりも、伊賀崎君の方が絶対に効果抜群だよ！』

孫「ｿｯそうかな…(ﾃﾚ」


ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ
がわいい！！！

心がぴょんぴょんするんじゃぁぁぁ！


孫「そんなに僕の顔を見てないで！
早く昼の作戦に行ってきてください！」

『うん、逝ってくる』←


はぁ…
いやね、当初は伊賀崎君があんなに可愛いなんて思ってもみませんでしたよ

でも、実際に会ってみると
目がパッチリとしていて
色白にあのクールさ！
そしてたまに見せるテレ！

あれを可愛いと言わずに何を可愛いと言う？？


『(おっと、そんな事を考えてたら
竹谷八左ヱ門君の部屋についてしまった)』


私の今する事は簡単
この【手紙】を扉の隙間に挟んでずらかるだけ


『(これで読んでくれさえすれば作戦通り)』


一応、読んでもうために
虫の匂いを少しだけ付けてみた

だってそうすれば
興味を持ってくれるかなって…

52話 タケメンはイケメン→←51話 天女様が天女らし作戦を思いつきました

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す