私！リアルの天女なのに！！！2

71話 ウキウキ！ワクワク！ ページ29

猪名寺乱太郎side


久「久々知兵助こと」

竹「竹谷八左ヱ門も」

久竹「お手伝いします」

乱「久々知先輩！竹谷先輩！
お二人もAさんのお礼を手伝ってくれるんですね！」

伊「上級生がこんなに着いてくれるなら物凄いことできそう！」


あれ？
竹谷先輩がお礼をするのは分かるけど
久々知先輩はお礼をする理由が分からない…

竹谷先輩はAさんと直接会ってないけど
お世話になったのは間違いないことだし


乱「久々知先輩、どうして先輩も手伝ってくれるんですか？
竹谷先輩が手伝うのは分かるんですが…」

久「理由ね…」


久々知先輩は口に手を当てて考えているようだけど…


久「これと言った理由は特にないよ」

全員「えぇ〜！」

久「そんなに驚くなよ！
大体、お世話になった人や友達の恩人なのならお礼をするのは当たり前だ

それに…」


それに？


乱「久々知先輩、それにって…」


私が聞こうとしたら
きり丸が被せて話してきた


きり「あいからわらず真面目な人だな〜」

久「そこが俺のいい所だけどね」

竹「兵助それ自分で言うか？」

久「アハハ、ちょっと勘右衛門の真似してみたんだ」

竹「こいつ〜」


拝啓、父ちゃん母ちゃん
私たちは何故目の前で青春を見せられているのでしょうか


潮「ハァ…そこで青春してる奴らはほっといて
お前達はどうするつもりだ？」

庄「とりあえず、Aさんの好きな物やされて嬉しい事などを調べようかと
僕達普段のAさんの仕事や生活は知らなくて」

きり「俺は小銭を数えるのが好き！」

乱「私は走る事や絵を描くこと！」

しん「僕は食べること〜！」

兵三「「僕達はカラクリー！」」

喜「僕はナメクジさん！」

伊「僕は掃除〜！」

金「俺は剣術！」

虎「俺は火縄銃！」

団「俺は馬借！」

立「…お前達の事を聞いてるんじゃなーい！」


ﾎﾟｲ


きり「あれ？この煙玉って」

しん「まさか…」


ﾎﾞﾝ！

一年は組のお約束をしていると戸の隙間から煙玉が投げ込まれ
辺り一面煙に包まれてしまった！


学「ｹﾞﾎｹﾞﾎ！ｹﾞﾎ！」

全員「学園長先生！」

学「Aさんにサプライズでお礼とは面白そうじゃ！わしも協力しちゃう〜」

善「ｶﾞ…学園長先生お話は？」

学「とっくに終わった！」


相変わらず、煙玉で登場した学園長先生は
おかしな踊りをしながらウキウキしている

こんなにウキウキした学園長先生を止めれる人なんてこの学園にはいないか…

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