【文スト】転生少女は今日も一日を謳歌しているようです

行きたいなぁ！けど面倒臭い！ ページ9

貴方side



『･････････うちの孤児院はあの虎にぶっ壊されたんです。』



そう云った敦君はやっぱり悲しそうだった



今まで起きたことを敦くんが話している最中、私は少し考え事をしていた



この流れはさぁ･･･






多分私倉庫までついてくことになるよね！！行きたいけど面倒臭いなぁ･･･けど行きたい！



敦「あいつ僕を追って街まで降りて来たんだ！」



敦君の声でハッと考え事から意識が戻された



敦「空腹で頭は朦朧とするしどこをどう逃げたのか。」



太「それ、いつの話？」



敦「院を出たのが２週間前、川であいつを見たのが────4日前。」



国「確かに、虎の被害は2週間前からこっちに集中している。それに4日前に鶴見川で虎の目撃証言もある。」



･･･太宰が言う前に私が先に言っちゃおう！



貴「敦君、これから暇だったりする？」



敦「･･････猛烈に嫌な予感がするのですが。」



貴「敦君が『人食い虎』に狙われてるなら好都合だよね。」



貴「虎探しを手伝ってくれない？」



敦「い、いい嫌ですよ！それってつまり『餌』じゃないですか！誰がそんな」



太「報酬出るよ」



貴「ね？敦君いいでしょ？」



太「国木田くんは社に戻ってこの紙を社長に。Aは勿論着いてきてね？」



貴「はいはい。分かってるよ」



やっぱり行きますよね〜！面倒臭い･･･けど写真！←



国「おい、三人で捕まえる気か？まずは情報の裏をとって────」



太「いいから」



貴「宜しくね！」



さてと！じゃあ行きますか！



敦「ち、ちなみに報酬はいかほど？」



敦君･･････



貴「まぁこのくらいかな。」



･･･敦君の吃驚した顔が可愛い



やばい人ではないからね？だって可愛いものはしょうがないじゃん？←



太「ほらA、敦君も早く行くよ。」



貴「うん！国木田君お会計宜しくね！」



国「ハァ･･･分かったから早く行ってこい。」



貴「ありがと！じゃあ行ってきまーす！」

貴重なデレ in道中→←"虎探し"

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