【文スト】転生少女は今日も一日を謳歌しているようです

番外編:久々の中也 ページ23

貴方side



宮「Aさんは、どうしていつもネックレスを着けてるんですか？」



･･････これは



貴「これはね！貰ったの！」



宮「へぇ！誰にもらったんですか！」



誰に･･･ね？



貴「前働いてた所の同僚に貰ったんだ！」



云っていることは間違っていないはず



宮「そうなんですね！そんなに綺麗なものがあるなんてやっぱり都会ってすごい！」



都会は関係無いんじゃないかな？というか賢治くんが天使！可愛いわぁ癒されるわぁ



貴「ありがとう！じゃあ私ちょっと行ってくるよ！」



宮「何処に行くんですか？」



貴「お昼休憩に行ってくるね！」



宮「行ってらっしゃーい！」



･･･いや可愛すぎか！にやけ顔を見られないようにしながら社を出ていく



はぁ･･･賢治君と話してたら中也のことを思い出す日が来るなんてね！



あ！ネックレスをくれた同僚っていうのは中也の事だよ



久し振りに会いたくなってきたなぁ！とか思ったってこんな真昼間にポートマフィアの幹部様が歩いてるわけなんて･･････



普通にいた！何で!?あの全身真っ黒な格好で普通に歩いてる！



思わず立ち止まってガン見してしまったのは云うまでもない



そして私からの視線を感じたのか顔を上げた中也と目があったのも云うまでもない



･･････逃げよ



一応4年前とはいえポートマフィア抜け出してきたわけだし



･･･会いたいとは思ってたけども！



180度方向転換して早足で歩く･･････路地裏の方へ



暫くしてついて来ているか気になって後ろを向けば中也の姿はなかった



前を向くと






私の目の前に見覚えのある帽子があった

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