さあ行こう！暗殺教室の世界へ！！

43話目 ページ45

不良3「ここなら騒いでも誰も来ねえな」


私達が今いる場所は、どこかの倉庫？みたいなところだ


不良3「遊ぶんならギャラリーが多い方が良いだろ。今友達に召集かけてるからよ

ちゃーんと記念撮影の準備もな

楽しもうぜ

台無しをよ」


…こいつ…






一方その頃

渚side


僕がしおりを持っていたお陰でやるべきことがわかった

雪城さんがカルマくんに目配せをしていたから、こっちはお願い という事なんだろう


雪城さんは強いからあの2人を守ってくれる気がしたけど

それ以上に、


目を離したらいなくなってしまうように感じたんだ…






夢主side



カエデ「…神崎さん そういえばちょっと意外。さっきの写真 真面目な神崎さんもああいう時期あったんだね」


カエデちゃんがそう言うと、有希子ちゃんは辛そうに少し顔を伏せた


有希子「………うん

うちは父親が厳しくてね 良い学歴 良い職業
良い肩書きばかり求めてくるの
そんな肩書き生活から離れたくて 名門の制服も脱ぎたくて、知ってる人がいない場所で格好も変えて遊んでたの

……バカだよね 遊んだ結果 得た肩書きは'エンドのE組'もう 自分の居場所がわからないよ」


有希子ちゃん…そんなことが………


すると急にリーダー格の不良が話に入ってきた


不良3「俺等と同類になりゃいーんだよ
俺等もよ 肩書きとか死ね！って主義でさ
エリートぶってる奴等を台無しにしてよ…なんてゆーか 自然体に戻してやる？みたいな

良いスーツ着てるサラリーマンには…女使って痴漢乗り込んだ罪を着せてやったし

勝ち組みてーな強そうな女には…こんな風にさらってよ 心と体に二度と消えない傷を刻んだり


俺等そういう教育たくさんしてきたからよ

台無しの伝道師って呼んでくれよ」


……………


………


するとカエデちゃんがボソッと吐いた

カエデ「…さいってー」


その時、リーダー格の不良がカエデの首を絞めた









…いや、




締めようとした





首を絞めているはずの手は私の腕を握っていた


不良3「は…！？(こいつ…腕の縄切りやがった！？俺等でも切れねえほど硬えってのに…それに、

…いつ 、割って入って来た？速すぎて見えねえ…！！)…なんなんだくそ！！」


『…え？なんなんだ？…それ、こっちのセリフなんだけど？？えっと、台無しの伝道師だっけ？良いよ。私もやってあげる。

…台無しを』

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