さあ行こう！暗殺教室の世界へ！！

40話目 ページ42

冨岡「A…言いたいことは、胡蝶が言ってくれた」


『はい』


ちなみに今しのぶさんは他の隊士の診察をしています


冨岡「Aは無茶をしすぎだ。1人じゃないから、1人でやろうとするな。頼れ。自分を大切にしろ。死ぬな。」


『…分かりました』


私がそう言うと、軽く微笑み 頭を撫でた後任務のため部屋を出て行った



『…私、生きることを放棄してたのかな…』


そう考えていると足音と気配がした


ガチャッ


時透「A！！」

伊黒「雪城！！」


『時透くん！！伊黒さん！！』


2人がバンッと飛び込んできた

びっくりした…


時透「良かった…目が覚めたんだね…3ヶ月も眠ってたから……良かった…」


って ええええ！？

なんだと！！3ヶ月！！？まじか！


伊黒「目が覚めたのだな。そもそも雪城はなぜ…」

『はい、すいません！すいませんでした！！』


よし！ネチネチ阻止！！


時透「A怪我酷くて、死んじゃうかと思った…もう、無理しないでね」


伊黒「助けを呼ばないとは…上弦と戦っているのに死にに行ってるようなものだぞ」


『ごめんなさい…』


伊黒「雪城は頼ることの大切さを学ぶんだな。でないと また繰り返すだろう。今度は本当に死ぬぞ。命を大切にするんだ」


『はい』

時透「自分だけが傷つけばいい、とか思わないでね。俺、Aが死ぬのは嫌だよ」


伊黒「俺たちが傷つくなら自分で食い止める、とか思っていたんじゃないか？もう、馬鹿なことは考えるなよ」


『はい』


ふと、2人を見ると柔らかく、そして優しく笑っていた

つられて私も笑顔になる



ごめんなさい…もう、悲しい顔はさせないよ


全部自分でやらない、人を頼る

頼らないってことは、信用してないってことと同じなんだ

自己犠牲の精神は、時に相手をも滅ぼすことになる








時透[Aはもっと自分を大切にして]


うん、みんなを心配させたくないもん


自分を守って、相手も守るよ



伊黒[自分を犠牲にして助けたとして、相手は喜ぶのか？]


ううん、喜ばないよね


私もみんなが死んじゃったら嫌だから



ごめんなさい、みんなにあんな顔させたくなかった



助けられて良かった、の自己満足じゃダメだ



私を大切に思ってくれてる人がいる





…






…



…



なら、



私はー…

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