(転スラ×)優しい邪神と一匹のスライム･Part2(クトゥルフ神話)

『第46話 円卓会議(笑)．4』＊リムル視点＊コク視点 ページ8

＊リムル視点＊


「…わかったよ｡豚頭帝の件は俺が引き受ける
皆もそのつもりでいてくれ」

〈もちろんです！リムル様！A様！〉


なんて格好付けて負けたらどうしよう…
＿＿区切り＿＿

＿＿さてと、20万の軍勢を相手取るとなるとリザードマンとの同盟を前向きに検討したい所だが…
使者がアレなんだよなー……

『リザードマンの話が通じる奴と交渉したい所だが……』
「リムル様」

ｶﾞﾀｯと立ち上がる､ソウエイとコク。ソウエイとコクが交渉に行ってくれるとの話になった｡出来るのか？と問いかけると、2人ともはいとキリッとした表情になった｡
やだイケメン達､何この自信((

『よし、ではリザードマンと合流しオークを叩く､リザードマンの支配領域である湿地帯になるだろう､これはリザードマンとの共同戦線だ頼んだそ、ソウエイ､コク
くれぐれも舐められたるなよ？』
「お任せを､行くぞコク」
「御意」

その話が終わった後､ソウエイとコクは影歩きで姿を消した。
よしよし……

それにしても、リザードマンか…首領がガビルみたいなアホじゃなければいいけどな。
ふと､俺は机上の地図に疑問あり俺とAはすかさずベニマルに問いかけるた。

「…これソウエイが置いたコマ？」
「えっえぇ､周辺のゴブリンを取り込んだガビルの隊らしいです､気絶したガビルをしょんぼり沈んでいたとか」

《……考えすぎかな……リムル？》

いや……待て､俺もAも考えすぎか？
「どうかしましたか？」と俺とAがソワソワしたと所をベニマルが言った。
Aがカチャカチャと地図に駒を置き始める､その地図を見てみるとリザードマンの本拠地を強襲したら落とせる布陣に見えた。それを見た皆はそれに集まる……
確かにあいつ､お調子者っぽいし……
周りに乗せられて変な気を起こしたりしないだろうな……

＿＿＿＿
／コク視点

あの会話が終わった後､俺とソウエイはリザードマンのいる鍾乳洞に辿り着いた。元々、俺の仲間()が見つけていたから､探すことは無かった｡


『ここがあのリザードマンの鍾乳洞(巣)か』
「あぁ､そうみたいだな……」

ソウエイが「ありがとう」と仲間の一匹の頭を撫でると､その仲間は目を紅くしてそそくさと影に隠れてしまった。
……？さてと……

『行きますか？』
「あぁ､行くぞコク。」
『御意』

そして､俺とソウエイは鍾乳洞の中を歩いて行った。あっ中の迷路の方も実は攻略してある｡
流石だな､俺の仲間達は……

＿＿＿＿

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