(転スラ×)優しい邪神と一匹のスライム･Part2(クトゥルフ神話)

『第71話 龍人族の話』＊リムル視点 ページ34

＊リムル視点＊


目覚めるとリザードマンは龍人族へと
進化していた､ガビルとその配下は
リザードマンと対して変わらない姿だか……
Aはと言うと､
俺の隣の部屋にてすやすやと
眠っている､本当に「魔力供給」は
ありがとうな｡

と思い､俺は一人で久しぶりの
町を散策していた､
ふとソウエイに預けた
新人くん達の事を思い出し､
折角なので､
その新人くん達が
どうなっているのか気になる為､
俺は一人でソウエイの方へと向かった。


＿数分後＿

俺はソウエイ達の訓練所にやってきた。
ソウエイは監督感の様に
新人くん達の様子をじっと見ていた｡
新人くん達はと言うと、
ソウエイが監視してる中､
ずっと戦いの練習をし続けていた
俺は後ろからそっとソウエイに話をしかけた。

『預けた新人くん達はどんな具合だ？』
「リムル様」

と､ソウエイが振り返りそして言った。

「悪くは無いです
特にソーカは隠密に向いている」

と言うと､ソウエイは後ろから
その新人くん達を見た。
「蒼華」とは､この娘
元親衛隊長に付けた名だ。
どうやら､角と羽を収納する事も出来るらしく、
ソウエイの下に付いた者は
人型に近い姿に進化した｡
人間の国で諜報活動なんかも出来そうだ。

『そうか､ありがとうなソウエイ』
と言うと､俺はすぐにその場を後にした。
そして､また町の中を探索をしていると、
後ろから誰かが近づいてくる足音が聞こえた
振り返るとそこには、
植木鉢を持ったガビルが走ってやってきた。

「リムル様！」

あっ､もちろんガビルにも
ひとつ仕事を任せてある。
回復薬の原料の栽培だ。

「ご覧下さい！
ヒポクテ草の栽培に成功しました！」
『早いな！どれどれ……』

植木鉢の中を覗くとそこには､
一つの小さな草がちょこんと生えていた。

見ただけで、
これはヒポクテ草じゃない事知った
俺はがビルに体当たりをかました。

『雑草じゃねーか！』
「ぐふぅっ」

……まぁ､進化しても抜けてるのは
変わっていない。

＿＿＿

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