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『第42話 円卓会議(笑)』*視点なし*リムル視点 ページ4

_*視点なし*_

辺りは暗くなり、気が付けば夜になっていた。
大家ではオークに立ち
向かう為の会議が行われていた。



_*リムル視点*_

俺とAは人の姿になり、会議が始まった。
そして、俺達は驚愕の真実を知った。

『はぁーーー!?』
「にっ、20万のオークの軍勢がこの森に……?」

「は…」


ソウエイは表情一つ変えずに言った。その後、ペイルとベニマルが目線をソウエイに向けながらそして、間を開けてまた口を開く。

「私達の森を襲撃したのは
数千程度だったハズですけど…」
「どうやら、アレは別働隊だったんだ……」


コクが言うと、ソウエイが椅子から立ち机の上にある、木の板でできた地図の泉のマークある所を指を指す。

「本隊は大河に沿って北上している
そして、本体と別働隊の動きから予想出来る
合流地点はここより東の湿地帯…」
「つまり、リザードマンの支配領域と言う事になるな。」


そう言うと、ソウエイは座る。って事は俺達の町はターゲットには入っていない…でも、それならオーガの里だって本隊の進路の妨げにはなっていなかった。

「……オークの狙いってなんだろうね?」


Aの言葉に皆の視線がAに注がれた。そして、カイジンがうむ…と髭を摘みながら考え込むと目線をエルに向けて言った。


「オークはそもそも余り知能の高い魔物じゃねぇ、この侵攻に本能以外の目的があるんってなら何かしらのバックの存在を疑うべきだろうな……」
「『例えば“魔王"…とか?』」


その言葉を言った、瞬間
皆視線が再度、俺とAに向けられた。
『…なんてな、ま根拠もない話だ忘れてくれ』
「……そうだね、私も悪かったね
根拠の無いこと言って……」


俺の後にAが笑顔で言ったが、その時の
Aの笑い方がぎこちなかった様な気がした、まぁ、本当に魔王が絡んでいたとしても、そいつがシズさんを苦しめたレオンとは限らないしな。と俺が考えていると、ベニマルが少し考えた表情をし、そして口を開いた。


「……魔王とは違うんだが
豚頭帝が出現した可能性は強まった様に思う
20万もの軍勢を普通のオークが統率出来ているとは思えん」
『前に話していた、アレか数百年に1度生まれる特殊個体だっけ?』
「はい」
「いないと楽観視するよりは警戒するべきかと思います」
『そうだな』


そう話していると、
突如コク、ソウエイが小さく反応した。
Aが「どうしたの、ソウエイ、コク?」と言うとソウエイが的確な事を話してくれた。

『第43話 樹妖精』*リムル視点→←『第??話 プロローグ』



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ナナクサ - 「喜べ者共!『転生したらスライムだった件第二期第一部』がBS11にて1月5日深夜から放送するぞ!」いつの間に気づいt「ディアブロの出番近いねぇ。ま、ヒナタが最初に出てきますが(笑)」 (2021年1月2日 13時) (レス) id: 360198f64a (このIDを非表示/違反報告)
黒絢(プロフ) - ナナクサさん» クソトカゲは出しますねぇ!はっ!?なぜ分かった!?/エル『作者……後魔法少女達も出すって言ってたよね、私サイドなの?』いやエルちゃんサイドじゃなくて、とある子の味方として出るよ。誰だかは教えなーい(おい) (2020年12月28日 23時) (レス) id: 1956fac84e (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - 「やっぱりそう思う?」まぁエルちゃんはいろんな人に好かれそうだからね。「アブノーマリティやオブジェクトに好かれたら大したもんよ。そのうちクソトカゲも従いそうだよね。」 (2020年12月28日 11時) (レス) id: 360198f64a (このIDを非表示/違反報告)
黒絢(プロフ) - ナナクサさん» そうですね()仲良く出来そうですね() (2020年12月27日 22時) (レス) id: 86846c7346 (このIDを非表示/違反報告)
ナナクサ - 「悔しがるディアブロと素直な感想のガゼル王が見れて俺は大満足でーす」私は緊張で死にそう「エルちゃんは人気だねぇ。ギィも案外ガゼルと同意見だったりして(笑)。原初組とは仲良くなれそうに見えるなぁ」 (2020年12月26日 15時) (レス) id: 360198f64a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒絢 | 作成日時:2020年1月30日 0時

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