(転スラ×)優しい邪神と一匹のスライム･Part2(クトゥルフ神話)

『第63話 豚頭魔王．4』＊リムル視点 ページ25

＊リムル視点＊


…ただ､一つ俺には気になっている事がある。大賢者が極小確率として切り捨てた可能性それは
《＿＿確認しました。
豚頭魔王ゲルドは炎熱攻撃態勢を獲得。》
やっぱり来たか､「世界の言葉」…嫌な予感ってのは当たるもんだ､と考えていると大賢者が慌てた様にして言った。
《敵個体の炎への耐性を確認。
至急､計画の修正を》
『《交代だ､大賢者》』

「オレには炎は通じぬ様だｿﾞ？」

悲観するなよ､相棒

「そうかよ､炎で焼けて
死んだ方が幸せだったかもしれないぜ？」

お前のお陰でこいつの倒し方がわかったんだ。
と考えていると《炎化爆獄陣》が解けていく､
そして思った。だからアトは俺に任せてくれ｡と

その後､Aの《歌唄》のお陰で侵攻するのも早くなった。慌てる豚頭魔王そう言えば､こいつに言ってなかったな､俺がスライムだって事。
そして､Aの《歌唄》が終わり次第､Aは落ち着いた様に《変幻自在》で粒子化した､それのお陰でさらに早くなった。

『喰うのはお前の専売特許じゃないってことだ』
《「超速再生」にて腐食部を修復､さらにAの粒子化､《歌唄》によりさらに修復。
敵個体の「自己再生」にて捕食部を回復。
先に「捕食」出来る確率は＿＿＿》

＿＿＿＿
＿＿＿
景色が一変して変わった､目の前には荒れ果てた様な景色が見えた辺りをキョロキョロしてると子供達が泣いている､声が聞こえる。すると1匹のオークが子供達に近ずきそして言ってから､自分の腕をちぎり子供達にあげた。

すると､また視点が変わる今度はオークの側近と話している様子だった。もうその時には腕は張り変わっていた。その後､そのオークは森の方へ行こうとしていた。側近の言葉を聞かず。

……これは豚頭魔王ゲルドの記憶……
また視点が変わる。
フラフラと歩くオーク､バタッと倒れた､そしてオークの目の前にはゲルミュッドの姿が見えた
ここでゲルミュッドに出会ったのか……

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