Venus - 短編集 (ページ2)

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SummerLove - Yuta.K ページ2

You Side .

今日はお祭り

私が片思いしている優太くんにお祭りに誘われ舞い上がっている

舞い上がりすぎて少々遅刻してしまった

しかし、待ち合わせ場所に着くと、優太くんが他の女の人たちと話している

……あぁ一人で舞い上がってバカみたい

なんて考えていたら

優太「ごめっ！！！！いやまっ！いろいろあるんすよ！」

何かに慌てる優太くんに笑いながら不安は消えた

一緒に焼きそばを食べたり、初めて二人で遊んだとは思えないほど話が盛り上がる

私を楽しませようとしょーもないギャグを言ってきたり。(笑)

すると突然、私の頭を撫でながら

優太「…紫の髪飾り、すっごいかわいいね」

普段やんちゃな優太くんがこんなことを言ってくるなんて想像もしてなかった

ドキドキを隠しきれず、目を合わせられない

_____そろそろ花火の時間だ。

バッ

優太くんの甚平からヒマワリの花が出てきた。

A「え…？優太くん？」

優太「あのー、あの、そんなロマンチックなことできないんだけどさ、」

口を食いしばって恥ずかしそうに話す優太くん

優太「…俺と付き合ってください」

_____私は「もちろん」とだけ答えた

その瞬間、さっき優太くんが待ち合わせ場所で話していた女の人達や沢山の人が拍手をしてきた

これってもしかして優太くんなりのサプライズだったのかな？(笑)

少し笑いながらもすごい嬉しかった

素敵な夏が始まった

_____END .