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=崇裕side=
『ただ、弱って弱って弱って弱って、最終的に俺を頼ってくれればそれでええ』
いつか俺がAに言った言葉。
そう心から思ってたはずやのにいつからか俺が弱くなって、Aを力任せに縛り付けた
親がそうやった。最低な暴力でおかんはいつも泣いてた。ごめんなさいごめんなさいって謝ってた。
親父は俺には手をあげんかった。ただ単に俺に興味がなかったからかもしれへんけど。
なんで叩くねん。殴るねん。泣いてるやん。止めたれや。
ずっとそう思ってた。親父みたいな大人にはならへんとも思うてた。
けど俺は結局あいつの子供で今は痛いほど気持ちがわかる。
好きやから傷つけてまうねん。好きやから、好きって思うとはどめがきかんくなる。
俺があの言葉を言った日、ナカマと言う男に話しかけられた。
初対面なはずなのに相手は俺の名前も職業も知ってて気持ち悪かった。
そして聞かれたのはAのこと。
「Aと深く関わると貴方は貴方でいられなくなる。」
「なんやねんそれ。」
イライラで感情コントロールできない。
「あの子と関わった男はみんなそうなんですよ。幼馴染も初めての彼氏もファーストキスの相手も。あ、もちろん僕も。」
「例えば？」
「一人は束縛魔。一人はサディスト。あ、一緒に死のうとしたやついた気がするなぁ」
「そんなんもともとの性格やろ」
「そんなことはない。彼らも他の女で実証済みだ。Aにしかならへんし、Aがいい。ってね」
そんなことあったとしても俺はAを幸せにするから。
「俺はそんなことせえへんあんたとあんたの中間みたいなことにはならん」
「あなたも時期わかります僕の言うとおり自分を止められなくなる。」
言われた次の日に手を出した自分に驚いた。
ふと親父の姿とナカマが思い浮かぶ。
嫌だ嫌だと抵抗するも無意識と本能で泣きながらAを傷つけた。
それでもAは好きだと、愛してると言い続けた。
それによって俺は知らぬ間に無意識ではなく意識的に暴力振るっていた。
傷をみていいな。と思っていた。安心していた。
とどまることを知らない行動と感情が自分で怖くなりあの日渡されていたナカマに電話した。
はい。と答えたナカマに
「どうしよう、俺Aを殺してしまうかもしれへん」
と言っていた自分がいた。
ナカマはその日に小瀧を送り込み俺は突き飛ばされたあとナカマの家に向かった。
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あーちゃ(プロフ) - 今日全て読ませていただきました。とても面白く続きが気になるので、ぜひパスワードお聞きしたいです。先程フォローさせていただいたので教えて頂けると嬉しいです。 (2018年12月15日 23時) (
レス) id: 7b0b1ca210 (このIDを非表示/違反報告)
irohakaruta1224(プロフ) - 遠藤さん» 返信遅れてスミマセン！！！ですよねですよね！！たまに、ぎゅんっ！っていけめんになるはまちゃん好きです笑たぶんあれですよ、じゅんたがつっこみしなくなってあきとにでれでれになったくらいのぎゃっぷ萌え、うん最高(( (2018年10月9日 22時) (レス) id: 488bd9d1f7 (このIDを非表示/違反報告)
渡邉のぞみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！パスワード知りたいのでDM行きます！ (2018年10月2日 13時) (レス) id: 7d73580dc1 (このIDを非表示/違反報告)
遠藤(プロフ) - 紫蘭さん» コメントありがとうございます。私には勿体無い言葉ばかりで嬉しいです。パスワードについてですがやはり解読されてる方少ないのであとがきもどきに追記としてヒントを書こうと思っていますので考えてみてください。 (2018年10月1日 8時) (レス) id: 2c25c8255c (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - 初めまして！とてもステキな作品で、読むのが楽しみでした！！とても続きが読みたくて、続編のパスワードを何度か試したのですが、全くわかりませんでした(*_*)よろしければもう少しヒント教えていただけませんでしょうか？？(TT) (2018年10月1日 4時) (レス) id: 2b74abc4c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遠藤 | 作成日時：2017年11月29日 22時
