−・×××・− ページ21
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A「‥どうして今日はあんなに強かったの?」
身なりを整えた後、再びベッドを背に座りながら亮くんの肩に頭を乗せつつ質問。
亮介「Aは勝てると思ってたんでしょ?」
A「ゔっ‥」
亮介「確かにソフトはAのだけど、この部屋にいつからあると思ってんの?」
A「ゔぅっ‥」
「ま、そーゆーとこも嫌いじゃないけど」と、小馬鹿にした様な笑みを浮かべる亮くん。
嫌いじゃないけど‥は亮くんなりの『好き』だと解釈してきたけど、ちゃんとその二文字を言われてみたい‥!
A「亮くん、私は亮くんのこと大好きだよ」
亮介「‥知ってる」
A「じゃあ、亮くんは私のことどう思ってますか?」
亮介「何?その面倒くさい質問」
A「たまには「好きだよ」とか「俺のアモーレだよ」とか言って欲しいんです〜!」
亮介「アモーレっていまネタになってるよね?言われて嬉しいの?」
A「‥それでも言わないですよね‥」
亮介「よく分かってんじゃん」
「ほら、そろそろ行くよ」と、さすがに寮には泊められないと言われ部屋を後にした。
亮介「いつまで膨れてんのさ」
A「別に膨れてないです‥」
手を繋ぎながら歩いた帰り道も、無言のまま過ぎ去っていくだけで、気付けば家の近くまで来ていた。
A「‥今日はありがとうございました‥」
可愛げのない挨拶を残して、家へ帰ろうと背を向けたその時、突然グイッと引き寄せられた反動で、亮くんの腕の中にすっぽりと収まる。
A「わっ‥!亮く‥んんっ‥!」
静かに‥と言わんばかりに塞がれた唇は、一瞬2人きりの世界に引き込まれるも、突然のことに呆然と立ち尽くす。
そんな私にはお構いなく、亮くんの指が髪に触れたかと思えば、そのまま優しく耳にかけられ‥
亮介「‥好きだから」
耳元で囁かれたその言葉に目を見開けば「じゃ」と照れ隠す様に、背を向けて歩き出していく亮くん。
そんな愛しい人に駆け寄って抱き付けば、背中越しに聞こえるいつもより早い心臓の音‥
帰り道とは違う心地よい無言の空気が2人を包む中、さっきの言葉が頭の中で何度も自動再生されていた−‥
−・甘美な時間 × 小湊亮介・−
−・遥南 様へ・−
申し訳ないぐらいお待たせし、本当にすみませんでした‥!
何となくゲームと亮さんを組み合わせてみました(笑)
この度はリクエストいただき、ありがとうございました♡
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はるひ - いきなりで、図々しいと思いますが、リクエストしてもいいですか??私、御幸くん大好きなんです\(//∇//)\できれば、年下彼女がいいです!!よろしくお願いします! (2017年4月1日 22時) (レス) id: f105e46e4c (このIDを非表示/違反報告)
はるひ - 初コメ、失礼します!いつも一人ニヤケながら、愛読させていただいています!大変だと思いますが、これからも更新頑張ってください。 (2017年4月1日 22時) (レス) id: f105e46e4c (このIDを非表示/違反報告)
厨二病兎(プロフ) - ぱっちさん» 何度もすみませんっ!!降谷くんのお話は年上彼女が良いです!長文失礼しましたm(_ _)m (2016年11月7日 22時) (レス) id: dfd9708258 (このIDを非表示/違反報告)
厨二病兎(プロフ) - ぱっちさん» ぱっちさんの小説大好きでいつも愛読させて頂いております(*^^*)これからも更新頑張ってください!応援してます(*^^*)あの・・・リクエストしてもよろしいでしょうか??私、降谷くんが大ッ好きなので降谷くんのお話をお願いしたいです!! (2016年11月7日 22時) (レス) id: dfd9708258 (このIDを非表示/違反報告)
美憂春(プロフ) - ぱっちさん» めっちゃわかります!! 私もスポーツやってたので、御幸の気持ちも分かるし、あの少し不器用な感じ、損な性格がたまらなくて。笑 スポーツやってる人はほんとにそれだけでかっこいいですよね! それに御幸はイケメン。笑 (2016年10月16日 1時) (レス) id: 03ce076a00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華うさ | 作成日時:2016年4月17日 16時