検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:54,679 hit

−・×××・− ページ21

−−−−−

−−−



A「‥どうして今日はあんなに強かったの?」


身なりを整えた後、再びベッドを背に座りながら亮くんの肩に頭を乗せつつ質問。


亮介「Aは勝てると思ってたんでしょ?」


A「ゔっ‥」


亮介「確かにソフトはAのだけど、この部屋にいつからあると思ってんの?」


A「ゔぅっ‥」


「ま、そーゆーとこも嫌いじゃないけど」と、小馬鹿にした様な笑みを浮かべる亮くん。


嫌いじゃないけど‥は亮くんなりの『好き』だと解釈してきたけど、ちゃんとその二文字を言われてみたい‥!


A「亮くん、私は亮くんのこと大好きだよ」


亮介「‥知ってる」


A「じゃあ、亮くんは私のことどう思ってますか?」


亮介「何?その面倒くさい質問」


A「たまには「好きだよ」とか「俺のアモーレだよ」とか言って欲しいんです〜!」


亮介「アモーレっていまネタになってるよね?言われて嬉しいの?」


A「‥それでも言わないですよね‥」


亮介「よく分かってんじゃん」


「ほら、そろそろ行くよ」と、さすがに寮には泊められないと言われ部屋を後にした。


亮介「いつまで膨れてんのさ」


A「別に膨れてないです‥」


手を繋ぎながら歩いた帰り道も、無言のまま過ぎ去っていくだけで、気付けば家の近くまで来ていた。


A「‥今日はありがとうございました‥」


可愛げのない挨拶を残して、家へ帰ろうと背を向けたその時、突然グイッと引き寄せられた反動で、亮くんの腕の中にすっぽりと収まる。


A「わっ‥!亮く‥んんっ‥!」


静かに‥と言わんばかりに塞がれた唇は、一瞬2人きりの世界に引き込まれるも、突然のことに呆然と立ち尽くす。


そんな私にはお構いなく、亮くんの指が髪に触れたかと思えば、そのまま優しく耳にかけられ‥


亮介「‥好きだから」


耳元で囁かれたその言葉に目を見開けば「じゃ」と照れ隠す様に、背を向けて歩き出していく亮くん。


そんな愛しい人に駆け寄って抱き付けば、背中越しに聞こえるいつもより早い心臓の音‥


帰り道とは違う心地よい無言の空気が2人を包む中、さっきの言葉が頭の中で何度も自動再生されていた−‥


−・甘美な時間 × 小湊亮介・−

−・遥南 様へ・−
申し訳ないぐらいお待たせし、本当にすみませんでした‥!

何となくゲームと亮さんを組み合わせてみました(笑)

この度はリクエストいただき、ありがとうございました♡

同年彼女 requ 小湊春市→←−・×××・−



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
101人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はるひ - いきなりで、図々しいと思いますが、リクエストしてもいいですか??私、御幸くん大好きなんです\(//∇//)\できれば、年下彼女がいいです!!よろしくお願いします! (2017年4月1日 22時) (レス) id: f105e46e4c (このIDを非表示/違反報告)
はるひ - 初コメ、失礼します!いつも一人ニヤケながら、愛読させていただいています!大変だと思いますが、これからも更新頑張ってください。 (2017年4月1日 22時) (レス) id: f105e46e4c (このIDを非表示/違反報告)
厨二病兎(プロフ) - ぱっちさん» 何度もすみませんっ!!降谷くんのお話は年上彼女が良いです!長文失礼しましたm(_ _)m (2016年11月7日 22時) (レス) id: dfd9708258 (このIDを非表示/違反報告)
厨二病兎(プロフ) - ぱっちさん» ぱっちさんの小説大好きでいつも愛読させて頂いております(*^^*)これからも更新頑張ってください!応援してます(*^^*)あの・・・リクエストしてもよろしいでしょうか??私、降谷くんが大ッ好きなので降谷くんのお話をお願いしたいです!! (2016年11月7日 22時) (レス) id: dfd9708258 (このIDを非表示/違反報告)
美憂春(プロフ) - ぱっちさん» めっちゃわかります!! 私もスポーツやってたので、御幸の気持ちも分かるし、あの少し不器用な感じ、損な性格がたまらなくて。笑 スポーツやってる人はほんとにそれだけでかっこいいですよね! それに御幸はイケメン。笑 (2016年10月16日 1時) (レス) id: 03ce076a00 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:華うさ | 作成日時:2016年4月17日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。