修行 ページ6
目的地には確かにキメラアントがいた。現れた手下たちはそんなには強くない。しかし最後に現れた猫耳女のようなキメラアントが強かった。無一郎曰く十二鬼月の上弦の壱と同じくらい。ゴン達はカイトに逃がされ、残ったカイト自身の生死は不明だ。後から来たキメラアント討伐隊であるネテロから割符を渡された。カイトを救出したいのならもう片方の割符を持つ者を倒せという事だ。ゴン達はキメラアント討伐隊の1人、ノヴの弟子であるパームとグリードアイランドでお世話になったビスケの協力のもと修行することになった。
「んじゃ特訓開始だわさ”練”!!」
ゴン達は”練”をするがその状態を3時間維持することだった。
「キルア達どのくらいいける?」
「調子がいい時で最高55分位かな」
「私は1時間ちょっと。師匠はどれくらいできますか」
「20時間はできる」
ゴンの問いに答えるキルアとアズミ。無一郎は元々ジンから念を教わった故かなりの時間ができるそうだ。少ししてゴン、キルア、アズミはダウンしてしまった。
(常中の修行を思い出した)
アズミは24時間・起きている時は当然、寝る時も霞の呼吸をする「全集中の呼吸・常中」を体得するための修行を思い出した。またしばらくして30分休憩することになった。
「「「くか―――…」」」
「寝ちゃった」
ぐっすり眠る3人。ビスケは女性の念獣をだす。
「まじかるエステ!!
ビスケの念能力・まじかるエステは女性の念獣、「エステティシャンのクッキィちゃん」を出し、特殊なローションに変化させたオーラを使って様々なマッサージを行う美容に効果的な能力なのだ。(実際、グリードアイランドでアズミの肌がツヤツヤになったのはまじかるエステのおかげ)。今行っている桃色吐息は30分で8時間睡眠と同等の疲労回復効果を得られるマッサージである。桃色吐息のおかげで元気になったゴン達はまた気合を入れて修行をするのだった。
117人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年11月29日 14時