少女ハンターは霞の使い手その肆 (ページ25)

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一坪の海岸線ページ25

こうしてゴン達が勝った。するとレイザーが約束通り街を出て行くと言う。

「その前にジンについて質問に答えよう」
「!!」

ゴンが一番聞きたかった人について教えてくれることになった。ゴンとレイザーはみんなから離れる。

「それじゃあキルア手当てするよ」

アズミに言われ、キルアは「あ、そうだった!」と思い出す。

「そうだったじゃないだわさ!ムイチロー傷薬いい?」
「いいよ」

ビスケに言われ無一郎は傷薬を渡した。受け取ったビスケは薬をキルアの手に塗る。

「痛～～～～～」
「ったく無茶して!」

「う…ここは」
「あ!ゴレイヌさん起きた!」
「大丈夫?」

ゴレイヌが目を覚ましてくれた。しかし彼は念獣にやり返されたことを思い出したのか少し落ち込み気味だ。

「でも師匠。ゴレイヌさんもスゴかったですよね」
「うん。実力の差を感じて克服は無理だと思ったけど、レイザーに借りを返すとは思わなかったよ」
「そ、そうか?」

アズミと無一郎の言葉に思わず聞いてしまうゴレイヌ。

「「最後が残念だったけど」」
「ゔ」

『あはははは』

するとゴンが戻ってきた。

「ゴン!」
「話し聞けたか?」
「うん!ジンはここに居なかったけど昔話聞けた!それを教えてくれた後ジンに会えよ!って言ってくれた」

レイザーに言われ、ゴンはしっかりと答えたようだ。

「ところで「一坪の海岸線」ってどうやって手に入れるんだ。」
「あーそういえば」

ツェズゲラの言葉にバリー達も思い出す。

「多分情報提供をしてくれたキャラクターに言えばいいと思う」

ゴレイヌの言う通り、情報提供をしてくれた女性キャラクターに言えば大丈夫だろう。ゴン達はさっそく街へ向かった。

～海辺の街・ソウフラビ～

「お姉さん!レイザーを追い出せたよ!」

その言葉に女性は驚く

「なんですって!?あのレイザー達を!?」
「うん!だから約束通り教えて」

ゴンの言葉に女性は「ついて来て」と案内することになった。