少女ハンターは霞の使い手その肆 (ページ15)

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グリードアイランドの真実ページ15

レイザーは手下たちにハンドサインを送る。それを見たボポボは「指図受けねェよ」と拒否をした。

「師匠あいつおかしくないですか?」
「うん。この世界の住人は一定の言葉しか喋らないんだよね?」
「うん!アズミとムイチローの言う通り！」
「なんか生きている人間そのものだわさ」

キルアが「土俵の間違いじゃないの」と挑発している中、ボポボはまるで生きた人間の様に行動している。レイザーも「契約違反」「ムショに逆戻り」とボポボに言っている。

「知った事かよこのクソゲームに付き合うのももうやめだ!!」

ボポボの言葉に流石にゴン達以外のプレイヤー達も疑問に思っていた。

「オレに乗る奴はいねーのか!?全員でかかればあんな野郎ひとひねりだぜあとは船でもなんでも使って島を脱出すりゃいいんだ!!」

ボポボがそう言った瞬間だった。

バキャ

レイザーが放ったボール型の念によってボポボの顔はミンチと化した。レイザーは手下たちに確認する

「タブーを破ったら厳罰…こいつに言ってなかったか?」
「い…いやちゃんと…」

手下は怯えながら答える。ボポボは殺されはしないとタカをくくっていたようだ。

「よし次はオレがやろう」

こうして今度の対戦はレイザーがでることになった。種目は8対8のドッジボール