少女ハンターは霞の使い手その肆 (ページ11)

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ボウリングページ11

「次はボウリングだ。誰がやるんだ?」
「今度は俺だ」

またツェズゲラの仲間だ。仲間のロドリオットは前に出る。

「本当は10フレームやるんだが今回だけ一発勝負だ」

レイザーが説明する。

「それじゃあボス。俺からやります」

相手が先にやることにした。レイザーがボウリングのピンを10本並べ、相手は18ｍ離れた場所で待機する。

「並べたぞ。それじゃあ始め!」

レイザーが合図を言う。相手はボールを転がした

ゴロゴロゴロゴロ

勢いよく転がるボール。そして…

ガコォン!!

9本倒した

「よし!」

「う、ウソだろ」
「これじゃ10本全部倒さねぇといけないじゃんか!」
数合わせのプレイヤーが慌てる。しかしロドリオットは余裕だ。

「ツェズゲラさん。なんであの人は余裕そうなんですか?」
「決める時も自分が最適って言ってたし」

アズミと無一郎の言葉にツェズゲラは「見てればわかるさ」と言う。

「始め!」

レイザーが合図するとロドリオットはボールを転がした。

「ああ!」
「ずれてんじゃんか!!」

キルアの言う通り、軌道がずれている。このままでは全部倒せない。それでもツェズゲラは余裕だ。
するとボールは急転回をした

「何!?」

そのことに驚く相手。そして

ガコォン!!

10本全部倒した。

「わあ凄い!!」

全部倒したことにゴンは驚いた。

「あいつは念でボールを操作したのさ」
「ああ、なるほど」

「勝者ロドリオット」

これでゴンチームの2勝目である。