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応用で組手! ページ28

ビスケはオーラを増幅させ、それを手に集中させる。キィィィン、と音を立てる拳は力強く輝いている。3人は見覚えがある。これはゴンがいつもやっている技だ。

「“纏”、“絶”、“練”、“発”、“凝”。これを全て複合した応用技を“硬”」

ビスケ曰く体中のオーラを全て1部に集め攻撃。それ故に通常攻撃よりはるかに威力が増すのだ。

「これからあたしが“硬”をこめた拳で攻撃する。あんた達はこれを全て受けて防ぐこと!避けてはいけない!」

つまり3人は大量のオーラで防御をしないといけない。

「さてどうする?」

その問いにゴンが「こっちも硬を使う!」と答える。半分正解だ。これはそのガードした部位をピンポイントで防御できた時のみだ。硬でガードした部位以外に攻撃が当たれば即体は破壊されるだろう。この場合この応用を使う。

「纏と練の応用技。「堅」は全身を通常よりも遥かに多いオーラで覆い防御する。」
「やったことある」
「あるの!?」

アズミの言葉にビスケは驚いた。

「あ、天空闘技場!」
「そこで髪攻撃を防御してたな!」

ゴンとキルアはその時の事を思い出す。

「どうやってやったの!?」

ビスケの問いにアズミは答えた。

「相手の髪がすごく硬くってね。流石に刀でも切れなかったの。このままじゃまずいからオーラを沢山出して周りにとどめてた」

アズミは「おかげでそこまで苦しくなかったな」と言う。

「(まさかすぐに堅を出すなんて…)硬よりは防御力が落ちるがこれが最も実戦的な防御!訓練を積めばオーラの総量も上がり防御力も増す」

ビスケはゴンに練をすることを指示する。ゴンは言われた通り練をした。
「この状態をずっと維持するのが堅!その状態であたしのパンチをガードして」

しかしビスケはかなりゆっくり動かしている。

「なんでだ?」

その様子にキルアは疑問符を浮かべる。ゴンもそう思ったのか力を抜いてしまった。

「ゴン!ダメ!!」

何か気づいたアズミは叫ぶ。その瞬間、ゴンはぶっ飛んだ。堅も解けていたら確実にゴンの顔はミンチになっていた。これが硬のみの力だ。試しにビスケとゴンは同じことをする。堅は当然のこと、力も抜かない。しかし2分後、ゴンは膝をついてしまった。実際、アズミも天空闘技場での試合の後は流石に疲れていた。

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ゆずぽんず(プロフ) - AYAAYAさん» やったー!!愛しのむいくんだー!!AYAAYA有り難う御座いますぅー!! (2020年6月21日 10時) (レス) id: 0c01c07142 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» 由亜さん!お望み通り出しました!! (2020年6月20日 15時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» フフフフフフ( ̄▽ ̄) (2020年6月6日 14時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
由亜(プロフ) - めっちゃめちゃ面白いです!HUNTER×HUNTERも鬼滅も大好きなんですぐ読み進めてしまいました〜!このとき、鬼滅の世界戦って、どうなってるんでしょう?他の鬼滅キャラも出てきたらなお良いですね〜!! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月29日 11時

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