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3人はパスタを完食した。
「うーん。当分大食いはしたくない」
25分で食べきったアズミは苦しそうにお腹をさすった。とりあえず今度は情報収集なのだが店主は「なんだそりゃ?」しか言わない。キルア曰くゲームのキャラクターは特定の質問にしか答えられないのだ。ソーダを啜って待っていると店主が賞品を持って来た。
「お待たせ、賞品のガルガイダー3枚アル」
そのカードの左上には1217、右上にはF-185と表示してある。
「これなんのことだろ?」
「店主さん、この数字はなんですか?」
アズミが聞くと店主はちゃんと答えてくれた。
「オウ君達カード初めてか、異国の人アルか。左の数字はアイテムのカードナンバーで、右の方は記号がアイテムの入手難度のことアル。」
難易度はSSからHまで。記号の横の数字はそのアイテムのカード化限度枚数のことらしい。つまりこれはクズカードだった。残念。とりあえず情報収集再開するために外に出ようとした3人。すると店主から待ったをかけられる。
「他に注文したアイスソーダ有料ね。3杯で1020ジェニーアル」
確かにその通りなのでお金を出したのだが……
「…………何ソレ?この島ではお金この状態でないと使えないアル」
この世界ではお金もカードだった。なので3人はお代分働くため、ゴンとキルアは皿洗い。アズミは給仕をすることにした。しかし色々問題が上がる。
「カードはバインダーに入れておかないと1分で戻ってカード化出来なくなるから、バインダーに入れておかないと次に使えないことになる」「しかしフリーポケットの数は45しかない」「こんな調子じゃフリーポケットの方はすぐ満杯」「お金以外にも色々必要なもの出てくるだろうし、割とシビアに入手アイテム絞らなきゃいけない」「資金集めはどうするのか」
その後、やっと代金を払う事が出来た3人は外に出た。
ザワザワ
左側からどよめきと悲鳴が上がる。1番最初に審査に合格した男が仰向きに倒れている。しかも腹部はぐちゃぐちゃで血だらけになっていたのだ。
「ねェ何があったの?」
「突然体が爆発したんだ、内側からボーンとよ!」
すると突然ブゥゥン、と死体の周りに光が出現し、死体ごと消えていった。ゲームオーバーになったから現実世界の戻ったのだ。
「ねェ、さっきアズミにかけられた魔法って……」
「でも本当に調子悪くないよ?」
アズミが答えているとだ。
「安心しな」
「「「!!」」」
男が話しかけてきた。
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ゆずぽんず(プロフ) - AYAAYAさん» やったー!!愛しのむいくんだー!!AYAAYA有り難う御座いますぅー!! (2020年6月21日 10時) (レス) id: 0c01c07142 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» 由亜さん!お望み通り出しました!! (2020年6月20日 15時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» フフフフフフ( ̄▽ ̄) (2020年6月6日 14時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
由亜(プロフ) - めっちゃめちゃ面白いです!HUNTER×HUNTERも鬼滅も大好きなんですぐ読み進めてしまいました〜!このとき、鬼滅の世界戦って、どうなってるんでしょう?他の鬼滅キャラも出てきたらなお良いですね〜!! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月29日 11時