残りの手掛かり検討中! ページ5
残りの手掛かりは怪しい指輪とROMカード。
「この板は何に使うのかな?」
「通常規格より小さいね、これ専用のハードがあるのかな」
疑問符を浮かべるアズミとゴンにキルアは「知らねーのジョイステ」とあっさり言った。
「ジョイステ?」
異世界人であるアズミはまた疑問符を浮かべる。キルア曰くゲーム機専用のROMカードらしい。
「ジョイステーションっての」
なのでキルアがゲーム機本体を買った。
「これってもう3世代前の型なんだけどなァ。未だに売れてるってすげーよな。隠れだけゲーがいっぱいあるかららしいけど」
ゲームで遊んだことがあるキルアが操作する。どうやら入っているゲームは一つだけらしい。一応データをコピーする。すると「グリードアイランドをコピーします」
「グリードアイランド……か。知ってる?」
「いんや」
「当然知らない」
キルアの問いにゴンとアズミは即答する。とりあえずゲーム名がわかったので取り寄せすることが出来るので早速取り寄せしようとしたのだが「該当件数は0件です」と出たのだ。
「あれ?」
「0ってことは無いの?」
「即日配達希望にしたからかな、とりあえず売ってる店全部リストアップするか」
それでも「該当件数は0件です」とでた。考えられるのは市場に出ていない。売り切れ。
「市場に出てない……」
「売られてないの?」
「つまり個人が作ったゲームでさ、元々売りもんじゃないか、何かの理由で発売禁止になってるゲームってこと」
そう言いつつもキルアは調べる。そしたらあった。
「ちゃんと正規のルートで販売されたゲームソフトだ」
実際売られていたゲームだったのだ。アズミは表示されている文字を読む
「えーと…グリードアイランド
・ハンター専用ハンティングゲーム
・制作発売元 株式会社マリリン
・発売年度 1987年…?」
「ハンター専用!?」
まさかハンター専用ゲームだった。それだけでも驚くのに値段が驚きだ。
5.800.000.000ジェニー
「ごっ……!!」「じゅ…!!」
「「「58億!!?」」」
正規のゲームのはずなのに58億ジェニー。
「何なのこの値段は――!!!」
アズミは思わず叫んでしまう
「販売個数100個ってのは少ないの?」
「すっげー少ねーよ!!」
ゴンの問いにはキルアは答え、会社に問い合わせてみることにした。答えは絶版になっており再生産の予定もなしだ。オークションサイトで告知することになる。ただしお金が足りない。ファイトマネーで稼いだ金を合わせても12億ジェニーだ。
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エビ - ちゃんと読んでわかりましたが、キルアが勘違いしてるんですね。申し訳ございません。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
エビ - 面白いですが、センリツは女子ですよ。続き楽しみです。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 面白いです!更新頑張って下さい!(*‘ω‘ *) (2020年5月26日 23時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - ファイトです!応援してます (2020年5月24日 15時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 更新頑張って下さい!!!応援してます(●^o^●) (2020年5月23日 19時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月20日 13時