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ページ38

「G・Iへようこそ。これよりゲームの説明を致します。説明をききますか?」
「はい」

この女性はゲーム内の案内係のようだ。アズミは頷いた。

「このゲームでは指輪をはめていれば誰でも使える魔法があります。ブックとゲインです。」
「指輪」

アズミは配られた指輪を見る。

「これですか?」
「はい。その手を前に出し「ブック」と唱えてください」

アズミは言われた通り「ブック」と言う。

ボン!

ぶ厚い本が現れた。本を開くとカードポケットに番号が振ってあるページと、何も書いていないページがある。

「番号が振ってあるポケットには同じ番号のカードしか入れることができません。これを指定ポケットといいます。何も書いていないのはフリーポケットです。指定ポケットは000番から099までの100個。フリーポケットは45個です」


ゲームクリアの条件は指定ポケットカードを全て埋めること。

(簡単な事なのにどうして帰れないんだろう)
アズミは考える。

ゲイン、というのはゲーム内での魔法でカードから使えるアイテムにすることが出来るがそれも1回きり。カード化限度枚数」がMAXになっている場合、カード化もできないそうだ。

「そして最後に最も重要な注意点を。もしもプレイヤーが死んでしまった場合、本と指輪は破壊され、中のカードは全て消滅しますのでご注文ください」

「はい」

「この説明も最低限の情報ですので、詳しいことはゲームを進めながら御自分で入手してください。それではご健闘をお祈りいたします。そちらの階段からどうぞ」

女性に言われ、アズミは階段を降りていく。辺り一面、草原が広がる所に出たのだった。

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エビ - ちゃんと読んでわかりましたが、キルアが勘違いしてるんですね。申し訳ございません。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
エビ - 面白いですが、センリツは女子ですよ。続き楽しみです。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 面白いです!更新頑張って下さい!(*‘ω‘ *) (2020年5月26日 23時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - ファイトです!応援してます (2020年5月24日 15時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 更新頑張って下さい!!!応援してます(●^o^●) (2020年5月23日 19時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月20日 13時

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