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ーリンゴーン空港ー
「それじゃあ行ってくる」
「待っててね」
クラピカとセンリツはクロロを連れてパクノダに会いに行く。
「大丈夫かな」
「ああ。危険度Aランクだから心配だよな」
アズミとレオリオは心配そうに2人を見た。しばらくして……
「今帰った」
「クラピカ!」
「センリツさん!」
2人が帰ってきた。今夜0時までにゴン、キルアを小細工無しで無事に解放することを伝えたそうだ。
「後はあいつらがちゃんとゴンとキルアを連れてくるだけだな」
「うん」
0時近く…ゴン、キルアを連れてパクノダが現れた。約束通り誰もいない。そう思ったのだが…
「あれは、ヒソカ!?」
「ええ!?なんであいつがいるの!?」
なぜかヒソカが現れた。そのヒソカはパクノダに怒鳴られている。
「怒鳴られてるなー」
「仲間が来たらダメって約束したからね」
ここに来た理由は一つ。クロロと闘いたい。それだけだ。とにかくクラピカは携帯電話で「変な動きをしたらすぐさま団長を殺す」と言った。
念願叶ってご機嫌気分のヒソカも乗せた飛行船は、荒野の広がる岩場の平地に到着する。クラピカは何もされていないか確認すべくキルアの心臓に携帯を宛てさせ、何も無いことを確かめた。
「どうですか?」
アズミの問いにセンリツは「何もされてないわ」と教える。
「よし!!交換開始だ!」
こうしてゴンとキルアはアズミ達の元へ帰って来れた。飛行船に乗り、残ったヒソカの様子を窓からみたのだが
「あれ?ヒソカ固まっている?」
「本当だー!」
「何やってんだあいつ」
珍しく固まっていた。しばし固まった後、ヒソカはパクノダ達が乗ってきた飛行船に乗り去っていった。
「ヒソカのやつ戦わずに行っちまったぜ」
「ヒソカにとって悪いコト言われたのかな」
レオリオとアズミの疑問にクラピカは考える。
「ヒソカが団員でないことに気付き、奴が鎖のことを話したのだろう。ヒソカにしてみれば念能力を使えない相手では意欲をそがれたとしても不思議じゃない」
こうして幻影旅団との戦いは一時的だが終わった。翌日、気が抜けてしまったのかクラピカは熱を出してしまった。レオリオとセンリツが看病している一方、ゴン、キルア、アズミはグリードアイランドを手に入れる作戦を話し合っていた。ゴンがキルア曰く「勝算あり!50%どころか8割方成功する」作戦を考えてくれた。こうして3人はグリードアイランドが出るオークションに参加することになった。
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エビ - ちゃんと読んでわかりましたが、キルアが勘違いしてるんですね。申し訳ございません。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
エビ - 面白いですが、センリツは女子ですよ。続き楽しみです。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 面白いです!更新頑張って下さい!(*‘ω‘ *) (2020年5月26日 23時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - ファイトです!応援してます (2020年5月24日 15時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 更新頑張って下さい!!!応援してます(●^o^●) (2020年5月23日 19時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月20日 13時