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宝石を含めて残り約9千万。正真正銘最後の軍資金を合わせてお金を稼ぐだけだ。まずはホテルに戻ってネットに情報提供求める伝言流す。帰る途中庶民的な雰囲気漂う市場を通る。レオリオ曰く「競売と蚤の市が合体したもの」。するとゴンがあることに気づく。
「どしたゴン」
「何それ?変わった形だね」
ゴンは興味を示したのはナイフ。アズミの言う通り変わった形だ。するとキルアが「何とかあれ、今すぐ手に入れてよ」とレオリオに言う。レオリオは疑問符を浮かべつつ得意の値切り交渉で手に入れた。
手に入れたナイフ。キルア曰くベンズナイフだそうだ。
「ベンニ=ドロン。100年くらい前の大量殺人鬼なんだけどさ、ベンズナイフってそいつのオリジナルブランドなんだ」
元々刀鍛冶だった彼は人を殺す度に記念として番号入りのナイフを製作していた。その数は288本にもなる。
「犯罪者が製作したってことで正当な評価をされにくいけど、その反面熱狂的なコレクターが結構いるんだ。隠れた名品だよ」
「犯罪者だけど変わった形の刃物を作るんだね。鉄珍様のとどっちが凄いかな」
「「「テッチン?」」」
アズミの言葉に疑問符を浮かべる3人。アズミは「ジャポンの刀鍛冶」と説明する。
「鉄珍様の刀凄いんだよー。切っ先から薬を出す細い刀を作ったり、リボンの様に柔らかい刀を作るの。」
「へー!面白い刀作るんだね!」
アズミの説明にゴンは興味津々。するとレオリオは「で、そのナイフいくらするんだ?」と話を戻す。
「番号によって全然値段は違うけど……安くて500万」
「マジ!?」
安くて500万を300ジェニーで買えたことにレオリオはおどろく。しかしなぜゴンは見つけられたのか。
「う――ん、ちらっと目に入った時ね、なーーんか変な感じがしたんで「凝」で見てみたんだ」
凝を使って見ると僅かにオーラが出ていたのだ。おそらく製作者の気持ちだ。
「あ、そうだ!」「こんな方法があったか」
アズミとキルアは同時に言う。ずば抜けた才能の持ち主は知らず知らずのうちに念を使っている場合が多い。なので凝を使ってオーラが漂っている品を見つけ出せば、それはすごい天才が作った可能性が高い。つまり掘り出し物を見つけられる可能性があるのだ。
「その方法なら鑑定の知識がなくても埋もれた逸品を見つけることが出来るね!それをもっとグレードの高いオークションにかけて高く売る!」
こうしてレオリオは伝言サイトの情報チェックを。3人は掘り出し物探しに向かった。
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エビ - ちゃんと読んでわかりましたが、キルアが勘違いしてるんですね。申し訳ございません。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
エビ - 面白いですが、センリツは女子ですよ。続き楽しみです。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 面白いです!更新頑張って下さい!(*‘ω‘ *) (2020年5月26日 23時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - ファイトです!応援してます (2020年5月24日 15時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 更新頑張って下さい!!!応援してます(●^o^●) (2020年5月23日 19時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月20日 13時