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蜘蛛を追え!掘り出し物を探せ! ページ14

4人は幻影旅団を調べることにした。クラピカ曰く「12本足の蜘蛛の刺青が彫られている」「通称は蜘蛛」らしい。ハンター情報サイトで調べようとしたが旅団の情報代金は1億。団員個別の情報は別料金でもっと高い。ローラー作戦で調べようにも「人手があったら成立するんだけどな」とキルアは答えた。詳しい情報をもう少し持っていそうなクラピカに連絡しようとするが出ない。

「教えてくれればの話だけどね」
「?教えてくれるだろ、そりゃよ」

キルアに解せないといった表情でレオリオで言う。でもクラピカは言わないと思う。

「そーかな、いろんな意味であいつはオレ達の手を借りたくないと考えてるよ、でなきゃ連絡くらいしてくるだろーもん。」

キルアに続いてアズミも言う。

「親しくなった私たちを危険な目に合わせたくない。これは自分がしないといけないって言いそうだね」

クラピカは同胞を幻影旅団で失った。だから親しくなった4人をまた幻影旅団のせいで失いたくないと思っているかもしれないのだ。

「……とにかく今はオレ達だけでやってみようよ。オレ達が本当に力を貸してほしい時はきっと連絡取れるよ。逆に俺たちの力が本当に必要な時はあっちから連絡をくれる」

確かにゴンの言う通りだ。

行き詰まっても場の流れを変えてくれたおかげで3人にも少し笑顔が戻った。4人はまた情報収集をする。……だやはり収穫はなし。更には解決していない問題がある。

「旅団1人につき20億って懸賞金は魅力だけど、見つけるのは厳しいかもな」

ジンの手掛かりになるゲーム・グリードアイランドだ。元々オークションで手に入れようとしたゲーム。このままではグリードアイランドが出るだろうオークションに参加できない。それに関してはゴンが大事なハンターライセンスを質に入れる事だった。

その後ATMから通帳を確認すると、バッチリと1億ジェニーが振り込まれていた。とりあえず手に入れた軍資金でオークションのカタログを買う。これが無いと会場に入れないからだ。


「グリードアイランド・グリードアイランド…あ、あった」

アズミの言う通りカタログにあった。あったにはあったのだがやはり「死ぬ可能性がある」とはっきり書かれていた。どうやらソフトを本体にセットして手をかざし、練をするとゲームがスタートするらしい。

「競売の予定日は6日から8日までが1本ずつ、9日と10日が2本ずつ。最低落札価格は89億で、いずれも午後から競売がスタートするようだ。」

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エビ - ちゃんと読んでわかりましたが、キルアが勘違いしてるんですね。申し訳ございません。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
エビ - 面白いですが、センリツは女子ですよ。続き楽しみです。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 面白いです!更新頑張って下さい!(*‘ω‘ *) (2020年5月26日 23時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - ファイトです!応援してます (2020年5月24日 15時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 更新頑張って下さい!!!応援してます(●^o^●) (2020年5月23日 19時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月20日 13時

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