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「いやァ強いねニイちゃん、気に入ったぜ」
「後ろの3人はもっと強いぜ」
レオリオはゴンたちを示す。
「……ほォ」
そして男は先程書き物をしていた紙をレオリオへ手渡す。そこには住所とその場所の名前。裏には地図と男のサインが書いてあった。
「今日ヒマだったら5時までに遊びに来な」
様子からして男性は強い者を探していた。そして腕相撲競売の事を知り確認に来たようだ。彼らが去った後。4人は男に貰った住所を辿り、住所に会った店へ入る。
「うわ人一杯」
「あの人たくさん声をかけてたんだね!」
アズミとゴンが話していると店内の奥の一角にはカーテンが掛かっており、その前には場違いな雰囲気を醸し出す黒いスーツの男が2人いた。例の紙を出すと見張りは入れてくれる。
「エレベーターで一番下まで降りな」
「すぐ始まる」
一体何をするのか。いわれた通り一番下まで降りる。すぐそばにあった扉を開けると、また人が沢山。しかし上の階とは明らかに違う顔つきの面々だ。真ん中にある大きなリングが天空闘技場を連想させた。するとリングに照明が点った。
「さて皆様ようこそいらっしゃいましたー!!それではさっそく条件競売を始めさせていただきます!!今回の競売条件は……かくれんぼ!!!でございます!!」
つまりターゲットを捕まえれば賞金を貰えるというやつだ。そのターゲット7人の顔写真を見て驚いた。
「おい、このコ確か」
「うん!腕相撲に来てた人だ」
「なんで昨日の人が!?」
昨日ゴンに本気を出させた女性の写真があったのだ。
「落札条件は標的を捕獲し我々に引き渡すこと!!!そうすれば標的1名につき20億ジェニーの小切手と交換させていただきます!!」
こうして始まったかくれんぼ。ただしこれはただの競売ではない。
「まさか…地下競売の品がこいつらに盗まれた…!?そこでしかたなく競売を装って盗っ人の首に賞金をかけたのか!」
「そ。マフィアのお宝盗むなんてこいつら頭イカレてるだろ。」
本来の競売(キルア曰くバトル)をする予定だったがこいつら7人に盗まれたのだ。そんなことができるのはあの組織だけ
ー幻影旅団ー
窃盗と殺人を犯す熟練ハンターですら迂闊に手が出せない危険度Aクラスの賞金首の集団。クラピカにとって同胞の仇だ。
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エビ - ちゃんと読んでわかりましたが、キルアが勘違いしてるんですね。申し訳ございません。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
エビ - 面白いですが、センリツは女子ですよ。続き楽しみです。 (2022年1月4日 16時) (レス) @page28 id: e71b98c6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 面白いです!更新頑張って下さい!(*‘ω‘ *) (2020年5月26日 23時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - ファイトです!応援してます (2020年5月24日 15時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
Haruharu - 更新頑張って下さい!!!応援してます(●^o^●) (2020年5月23日 19時) (レス) id: 74d4bab595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月20日 13時