〇 ページ9
「黒影!!」
「創造！」
次は常闇対八百万。先手を打ってきた黒影に対抗し、盾などを出したが弾き飛ばされる。何とか対抗しようとするが
バシ!
「あ!」
「八百万さん場外!!」
力に押し出されてしまった。
「常闇君と黒影すごい」
「それもあるけど……あれは百がダメだね」
素直に言う出久にカナミは言う。
「え?どういうこと?」
「あの大きい黒影に対抗するのに盾だけはどうなの?」
その言葉に出久はハッとする
「た、確かに八百万さんは握力測定では万力、ボール投げでは大砲など使っていた。常闇君たちとの試合の様子からして身体能力は平均。なのに黒影相手に盾で対抗は愚策だ……」
「とりあえず百は対抗できない物を用意したからダメだってわかった?」
「あ、うん。」
ー切島対鉄哲ー
「「おおおおおりゃああああああ」」
バキィ
「「グハ!!」」
切島の個性は硬化。鉄哲は金属化。個性ただ被り。殴り合いの実力もほぼ同じ。なので
「両者ダウン!!引き分け!!」
回復後、腕相撲をすることになった。そしてとうとう一回戦最後の組が始まる。
「次ある意味最も不穏な組ね」
「ウチなんか見たくないなー」
梅雨は心配そうに、耳郎は恐ろしく感じるのか腕をさする。
「なんかボクサー犬対トイプードルに見える」
『確かに』
カナミの例えに周りは納得する。実は一回戦最後の組が爆豪とお茶子。カナミの言う通りボクサー犬対トイプードルにしか見えないのだ。まさに不安でしかない。
《START》
プレゼント・マイクの合図が出た瞬間、お茶子は速攻を仕掛ける。しかしそれでも爆豪の方が断然上。観客のヒーローたちは「女の子をいたぶるな」とブーイングを出す。すると相澤がマイクと通じて《帰って転職サイトで見てろ》と言ったのだ
「相澤先生!?」
「まあ確かに先生の言う通りだね」
「栗花落さん!?」
「どういうことだい!?」
カナミは出久達に説明する。
「お父さんは攻撃タイプではない個性の場合は相手の能力を利用するって言っていた。実際、お茶子もやっていたしね」
「やっていたって?」
「?」
「どういうことだよ」
出久たちの疑問にカナミは教えた。
「戦闘訓練の時、天哉の掃除によって個性は封じられた。最終的には攻撃が出来た。それはなぜ?」
「それは僕が天井を壊して……あ」
出久がどうやるかわかった。カナミは上を指さす。空には沢山の瓦礫が浮いていた。姿勢を低くし、突撃しまくった理由。それは武器になる瓦礫を爆豪に「作らせていた」からだ。
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らて。 - 出久のポイントの0が一個多いです (2021年5月16日 11時) (
レス) id: 02da9424d4 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 碧佳さん» 技が花だからね。だからいろいろな花が意味の百花にしました (2020年2月11日 19時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
碧佳 - AYAAYAさん» なんか勝手に名前胡蝶とかかなーって思ってたら全然違った。これからも応援してます。 (2020年2月11日 18時) (レス) id: f33055e332 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 前世や父、彼の相棒たちのお陰で実戦経験豊富ですからねー (2020年2月9日 13時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - 面白いです！カナミちゃん、大会とかの実況者になれそう（笑）更新頑張ってください！ (2020年2月9日 12時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AYAAYA | 作成日時：2020年2月2日 13時
