準決勝開始!!決勝に行くのは誰だ!!? ページ15
《飯田天哉 対 轟焦凍!!》
ヒーロー一家出身者同士の対決だ。
《START!》
その合図に轟はいつもの様に氷で攻撃を仕掛ける。飯田は見事な立ち幅跳びで攻撃を回避。一気に間合いを詰める。そして
「レシプロバースト!!」
自慢のスピードを乗せた蹴りをする。轟はギリギリ避けた。
「おお!避けた!!」
「スゲェ!!」
「いやまだだよ」
「え?」
カナミの言葉にお茶子が驚く。実際、飯田は二回目のレシプロバーストを轟の頭に入れたのだ。
「うお!?痛い!!」
上鳴は思わず自分の頭を抑える。そう思ってしまう程の重たい蹴りなのだ。そして飯田は轟を掴み、場外へ投げ飛ばすために走った。
プスン
「え!止まった!?」
「まだ時間残ってるぞ!?」
飯田のレシプロバーストは爆発的な加速を可能にするのだが時間制限があるのだ(実際、本人も「謝った使用法」と言っている)。しかしまだ一応、時間は残っている。なのに止まってしまったのはおかしい。その理由をカナミが気づいた。
「轟、飯田のマフラーを凍らせてる」
『え!?』
飯田の様子の細部を言ったことに周りは驚く。
「カナミちゃん、この距離で見えるの!?」
お茶子の問いにカナミは一言
「視力11だから余裕」
『すご!!』
そうしている内に飯田は凍っていき、戦闘不能になってしまった。
「それじゃあ私行ってくる」
「気をつけてね!!」
「無理するなよ!!」
相手は爆豪なので周りは凄く不安なのだ。
＊
カナミと爆豪はステージに立つ。爆豪は当然、カナミを睨む。
《さあさあ次は栗花落 対 爆豪!!どっちが決勝に進むか!?自分は栗花落が進んでほしい!!》
《私情挟むなバカ。さっさと合図しろ》
相澤に言われ、プレゼント・マイクは《それじゃあSTART!!》と合図をする。
爆豪は一気に大量の爆破を行う。カナミは実力者。攻撃をする隙を与えないためだ。しかし
ガガガガガガガ
当然、御影梅で防御をした。
《さっすが栗花落。攻撃当たらん!!どうする爆豪!!》
「ち!」
「やっぱあの技スゲェ!!」
「カナミちゃんに当たる前に弾いているようなものよね」
「うーん。こういう場合、体力勝負だな。かっちゃんは体力あるし、汗の量が多ければ多いほど威力が上がる。栗花落さんは体力はちゃんとあるけど個性が刀だから刀が飛ばされたり、腕が動かなくなったらかなり危ない」
「ていうかデクくん普通に見てるんだね」
(全然、当たらねぇ!ならこれでどうだ!!)
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らて。 - 出久のポイントの0が一個多いです (2021年5月16日 11時) (
レス) id: 02da9424d4 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 碧佳さん» 技が花だからね。だからいろいろな花が意味の百花にしました (2020年2月11日 19時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
碧佳 - AYAAYAさん» なんか勝手に名前胡蝶とかかなーって思ってたら全然違った。これからも応援してます。 (2020年2月11日 18時) (レス) id: f33055e332 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 前世や父、彼の相棒たちのお陰で実戦経験豊富ですからねー (2020年2月9日 13時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - 面白いです！カナミちゃん、大会とかの実況者になれそう（笑）更新頑張ってください！ (2020年2月9日 12時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AYAAYA | 作成日時：2020年2月2日 13時
