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始まった最初の試練・個性把握テスト。まずは50メートル走。エンジンがふくらはぎにある男子は純粋に走り、お茶子は服や靴を軽くして走ったりする。中にはへそからビームを出す男子がおり、彼はビームを出す勢いで進む考えを披露した(ただし途中で落ち、またビームを出す前に芦戸に抜かれた)。カナミは首から上が鳥の男子・常闇 踏陰と走ることになった。
「ヨーイSTART！」
「黒影!!」
「アイヨ!」
「うお!?」
「何だありゃ!」
常闇が叫ぶと影のモンスターが現れる。周りが驚く。・・・が
《3秒》
「な!?」
「エエエ!?」
《5秒13》
カナミが3秒の記録を叩きだしたのだ。自分たちが早かったはずなのにと常闇と黒影は驚く。
「カナミちゃんすごーい!」
「足速!!」
「ありがと」
お茶子と耳郎にニコとするカナミ。
「ま…負けた。」
ふくらはぎにエンジンを持つ男子、飯田天哉は膝をついてしまう。実際、3秒04を出したのでこれより速い人は出ないと思っていたからだ。
ー握力ー
「……」
ピピッ
30��w
「平均より上だね!」
「意外とあるんだー」
ー立ち幅跳びー
ダン
「32!!?」
ー反復横跳びー
ダダダダダダダダダダダ
「速!!」
「何回やった!?」
速すぎの為、測定不能
ーボール投げー
「16ｍ」
「あ、普通」
これまでの結果で脚力強化の個性と思われているカナミ。一方、カナミはある人物が気になる
(緑谷出久)
彼はお茶子と話をしていた男子だ。しかし彼の結果は全然伸びていない。まるで躊躇しているに見える。そして彼の結果は
「46ｍ」
出久は本気で投げようとしたのに結果が出なかった。理由は相澤は個性を「消した」から。
「視ただけで人の個性を抹消する個性!!!抹消ヒーロー、イレイザー・ヘッド!!!」
「あ、彼が」
カナミは父から聞かされたことを思い出す。相澤は先程出久が言った通り、人の個性を消す。たったそれだけの個性だが、それを補うように近接格闘にも対応する凄い人物だと。ちなみになぜ有名じゃないのかと言うと「メディアに出たくない」………ただそれだけだ。そして相澤はあることを言う。その言葉に腹を括ったのか、2回目のボールを投げた。結果は
705.3ｍ
爆豪の記録を超えたのだ。
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ななきちてゃん - 命さん» 核を守っている方がヴィランなのであっていますよ (2020年8月19日 21時) (
レス) id: 37024497ff (このIDを非表示/違反報告)
命 - はじめまして、読ませていただきました。最初の実技授業なのですが、ヒロインちゃんは核を守る方だったのでヒーローの勝ちではないでしょうか？お気付きでしたら失礼しました！！ (2020年3月29日 12時) (レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
名前なんて無い - すごいです！面白いですよ！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 578a6cecc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AYAAYA | 作成日時：2020年1月22日 21時
