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「む!失礼ね!」
ギリギリギリ
「うううううう……」
でも敵は本当に言いそうにもなかった。
「栗花落。俺が替わろうか?」
常闇の方は力があるため、いけると思ったようだ。
「大丈夫。これならいける。」
「「?」」
「黒影、口田。こいつの体と足をしっかり掴んでて。暴れても放しちゃダメだよ」
(え?わ、わかった)
「アイヨ!」
それを聞いたカナミは敵の右足の靴(足首までタイプ)と靴下を脱がせる。
「ま、まさか」
敵は青ざめる。カナミは親指をぐりっと力強く足裏に押し付けた。
「ギャアアアアアアアアア!!」
「「「Σ(・□・；)」」」
「へえ。肝臓が弱いんだ。酒飲み過ぎじゃない?」
ぐり
「ああああああああああああ!!!」
「ほら、知っている情報、喋ってよ。そしたら離すよ?」
ぐり
「ああああああああ!!わかった！言う!言う!」
それを聞いたカナミは離した。敵はぐったりする。
「理由は脳無だ」
「のうむ?」
「なんだそれは?」
「脳がむき出しの奴だよ。詳しくは知らねェ。だがオールマイトの攻撃に耐えられるほどらしい。オールマイトはそいつが倒すそうだ。」
(どうしよう!警報や無線使えないのに!)
口田はそれを聞いて慌てる。その時だ。
ドガアアアアァァァン!!
『!!?』
大雨ゾーンの出入り口が破壊されたのだ。まさか敵?そう思って身構えるカナミたち。現れたのは
「こちらクロガネ!生徒発見!無傷のようです!敵は捕まっています!」
「クロガネ!?」
(本物だー!!)
現れたのは鉄刀を持ったクロガネ。無線で伝えている様子からしてA組の救出に来てくれたようだ。そして当然
「お父さん!!」
(お父さん!?)
「栗花落の父君!?」
口田と常闇は二人の関係に驚いた。
「カナミ!無事だったか!!」
クロガネはカナミに近づく。
「でもどうしてお父さんが?」
「マスコミがセキュリティ3まで来たって言ったろ?いくらなんでも怪しいから校長にアポを取って話していたらメガネの男子が非常事態を伝えに来てくれたんだ。そこで教師と一緒に来たのさ。」
飯田が非常事態を伝えてくれたのだ。出久と人命救助訓練の教師三人は重傷だったが全員生きている。こうして襲撃事件は幕を閉じた。
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ななきちてゃん - 命さん» 核を守っている方がヴィランなのであっていますよ (2020年8月19日 21時) (
レス) id: 37024497ff (このIDを非表示/違反報告)
命 - はじめまして、読ませていただきました。最初の実技授業なのですが、ヒロインちゃんは核を守る方だったのでヒーローの勝ちではないでしょうか？お気付きでしたら失礼しました！！ (2020年3月29日 12時) (レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
名前なんて無い - すごいです！面白いですよ！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 578a6cecc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AYAAYA | 作成日時：2020年1月22日 21時
