〇 ページ13
《障子少年アウト―――！》
「ま、負けた」
カナミに捕まってしまったことに落ち込む障子。
「栗花落!」
「!」
轟に見つかった。 カナミは轟に向かって走る。
「な!?」
逃げるならともかく、まさかこちらへ走るとは思わなかった轟。
(花の呼吸 壱ノ型 垂れ藤)
「!!」
上から下へ斬る技だろう。轟は急いで氷を出す。氷に当たるその時だ。
ジリリリリリリリ
「「!!」」
ぴた
その音を聞いたカナミは技を止めた。
《時間切れ!!敵チームWIIIIIIN!!》
こうしてカナミ達Ｉチームの勝利に終わった。カナミは勝ったことに機嫌がいいのかニコニコしている。ちなみに尾白はいうと……
「で…出番無かった(泣)」
………哀れ。
「いやー轟もスゲェけど栗花落もスゲェなー」
「うん!あんなスゴイ氷を斬っちゃうんだもん!」
「修行をしたのだな」
轟とカナミを褒める生徒たち。しかし爆豪はショックを受けていた。幼いころから道端の石ころ。でくの坊も同然の出久に負けた。ビル全体を凍らせる轟の個性に自分は敵わないと思ってしまった。そんな轟に勝ったカナミには手も足も出ないんじゃないかと思ってしまったから。
その後、訓練をする他の生徒たち。1回戦、2回戦ほどではないが上出来だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななきちてゃん - 命さん» 核を守っている方がヴィランなのであっていますよ (2020年8月19日 21時) (
レス) id: 37024497ff (このIDを非表示/違反報告)
命 - はじめまして、読ませていただきました。最初の実技授業なのですが、ヒロインちゃんは核を守る方だったのでヒーローの勝ちではないでしょうか？お気付きでしたら失礼しました！！ (2020年3月29日 12時) (レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
名前なんて無い - すごいです！面白いですよ！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 578a6cecc2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AYAAYA | 作成日時：2020年1月22日 21時
