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弥生 その六 ページ16
《光坊と伽羅坊の想いを受け、大追跡の貞坊!!》
なんと上位全員を抜いてしまったのだ。
《三振りごぼう抜きとは驚きです!!》
上位全員抜いた。優勝は確実だ。思わず太鼓鐘は笑顔になり「俺たちの勝ちだぁ!!」と叫ぶ。
しかしだ。
「甘く見られたものだな」
「何!?」
追いかけてきたのは長谷部だ。長谷部も足が速い。一気に太鼓鐘に追い付く。
「頑張れ貞ちゃん!!」
「もう少しだ貞!!」
燭台切、大俱利伽羅が応援する。周りも「頑張れー!!」「太鼓鐘くん頑張ってー」と応援する。
「絶対負けねぇ!!」
応援を受け、太鼓鐘は走る。
「勝つのは…この俺だあぁぁぁぁ!!!」
長谷部よ。大人気ないぞ。
そして陸奥守、清光が持っているゴールテープが見えてきた。
同じ組は当然の事、他のアンカー以外の三組も応援してくれる。
「「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」
二振りはゴールをした。その結果は…
「やりました!主!!」
長谷部が勝った。長谷部は嬉しさのあまりに涙し、金メダルを高く上げた。
周りはパチパチと拍手を送る。すると鶴丸が教える。
「本物の金じゃないぞ」…と。
当然、驚く長谷部。金ではないのなら、このメダルは一体？
「ほら」
そう言って鶴丸は引っ張る。ビリッと破くと出てきたのは煎餅だった。
当然、長谷部は固まってしまう。
なんと上位全員を抜いてしまったのだ。
《三振りごぼう抜きとは驚きです!!》
上位全員抜いた。優勝は確実だ。思わず太鼓鐘は笑顔になり「俺たちの勝ちだぁ!!」と叫ぶ。
しかしだ。
「甘く見られたものだな」
「何!?」
追いかけてきたのは長谷部だ。長谷部も足が速い。一気に太鼓鐘に追い付く。
「頑張れ貞ちゃん!!」
「もう少しだ貞!!」
燭台切、大俱利伽羅が応援する。周りも「頑張れー!!」「太鼓鐘くん頑張ってー」と応援する。
「絶対負けねぇ!!」
応援を受け、太鼓鐘は走る。
「勝つのは…この俺だあぁぁぁぁ!!!」
長谷部よ。大人気ないぞ。
そして陸奥守、清光が持っているゴールテープが見えてきた。
同じ組は当然の事、他のアンカー以外の三組も応援してくれる。
「「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」
二振りはゴールをした。その結果は…
「やりました!主!!」
長谷部が勝った。長谷部は嬉しさのあまりに涙し、金メダルを高く上げた。
周りはパチパチと拍手を送る。すると鶴丸が教える。
「本物の金じゃないぞ」…と。
当然、驚く長谷部。金ではないのなら、このメダルは一体？
「ほら」
そう言って鶴丸は引っ張る。ビリッと破くと出てきたのは煎餅だった。
当然、長谷部は固まってしまう。
「刃生には驚きが必要なのさ」
そう言った鶴丸は隣の高い台にいるこんのすけとハイタッチをしたのだった。
＊＊＊
「………長谷部と太鼓鐘。落ち込んだろ?」
「長谷部さんは泣く泣く金紙を張り直していました。
太鼓鐘君はですね。燭台切さんと大俱利伽羅さんが作った料理で元気出してくれました!
「金色で美味かった!!」って言っていましたよ」
「それは良かったな」
その言葉に大通連は笑みを浮かべたのだった。
＊＊＊
「………長谷部と太鼓鐘。落ち込んだろ?」
「長谷部さんは泣く泣く金紙を張り直していました。
太鼓鐘君はですね。燭台切さんと大俱利伽羅さんが作った料理で元気出してくれました!
「金色で美味かった!!」って言っていましたよ」
「それは良かったな」
その言葉に大通連は笑みを浮かべたのだった。
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作者名：AYA | 作成日時：2018年1月8日 19時
