４２話 ページ42
ゾロの発言にフォンとチョッパーはゾロを見る。確かに彼の手には鼠があった。
「鼠って食えるのか?」
「……さあ?」
3人はさらにその他の食材を探す
「ニンニクとアロエだ!」
「マンゴーを見つけましたよ」
「蛙を捕まえた」
「「え」」
ゾロの言葉にまたフォンとチョッパーはゾロを見る。蛙があった。
「蛙も食えるのか?」
「食べれると聞いたことがあります。なんでも食感が鶏肉だとか…」
こうして3人は船に戻った。
「サンジ!!色々とってきた」
「お！ごくろうさん」
「一部を除いて食べれるのを持ってきました。」
「うん!!クルミにアロエ。バナナにニンニク」
「葡萄とリンゴにマンゴーです」
「鼠に蛙」
「よし、シチューにブチ込め」
フォン達は集めた食材を言う。サンジがぶち込めと言った瞬間
「ちょっと待てェ!!!今おかしい食材あったわよ!!」
ナミがツッコんだ。サンジはいっけねと言う感じになった。ニンニクが嫌だと思ったらしい。
味付けはロビンは見つけた塩の結晶。宝石みたいで綺麗だ。
後は焼いた石を入れて煮込むだけ。
こうして出来上がったシチューを食べながらナミは今までのおさらい、今回の目的地について話す。
「……日誌の……最後のページに理解できない言葉があったわ。
ノーランドが死ぬ間際に残したという文章。」
『髑髏の右目に黄金を見た』
「それよ!!」
ナミはフォンたちが手に入れたジャヤの地図と空島の地図を合わせる
「おおよそだけどね…海岸の家をくっつけると」
出来上がった400年前のジャヤは大きな髑髏になったのだ
「……じゃ、『髑髏の右目』ってのは…」
「この場所ね！」
ナミはその場所を示す。確かにそれらしい遺跡の絵があった。
ノーランドが遺したメッセージの正体はかつてのジャヤの姿。
半分は空へ行ってしまったから分からなかったのは当然である。
これらすべてを踏まえ、明日はここからまっすぐ南へ、“黄金郷”を目指す。
メリー号も放っておくことはできないため、２班に分かれて動く。
ナミが眼鏡をキラリと輝かせた。
「間違いない!!この場所で莫大な黄金が私たちを待ってる!!!」
こうして会議が終わった後、敵に見つからないように火を消そうとしたが…
「キャンプファイヤーするだろうがよォ普通!!!」
「キャンプの夜はたとえ、この命尽き果てようとも、キャンプファイヤーだけはしたいのが人道」
「バカはあんたらだ」
「敵地なのに」
ルフィとウソップはキャンプファイヤーをしたがっていた。
そんな2人にナミとフォンは呆れた
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作者名：AYA | 作成日時：2016年4月17日 11時
