12-初めまして※ ページ40
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𝑌𝑜𝑢-𝑠𝑖𝑑𝑒
「あ゙ーむかつく」
「しょうがないだろう、五条くんがぶち壊しちゃったんだから」
「だからいい加減その呼び方どうにかしろよ！」
およそ10分間、この状態です。
あれから、夜蛾先生が来てくれて2人を止めてくれた。
まぁ正確に言うと夜蛾先生作の呪骸だけど。
2人は夜蛾先生(と呪骸)にゲンコツをくらって、正座させられながらみっちりと叱られた。
タンコブ痛そうだった。
「君付けとか気持ちわりぃんだって」
「はいはい、悟ね」
「はいは一回だって教わらなかったのか！」
色々と五条くん....あ、五条は面倒臭い。
さっきまで喧嘩してたかと思ったら、いきなり下の名前で呼び合ってるし。
後から聞いた話だけど、“一緒に怒られてなんか親近感湧いた”んだって。
.........おこちゃまか。
「Aー、先行っとこ」
『あ、うん』
「おい！
Aも硝子も手伝えや！」
「五条が壊したんだし私ら関係ないじゃん」
「じゃあなんで私手伝ってるの...？」
夏油くんは一緒に殴り合おうとしてたからじゃない...？
「クッソ、腹立つ！
...よし傑、秒で終わらせんぞ」
「乗った」
そう高々と宣言した2人は、本当に秒でドアを修復した。
そして、先に行くと言いながらも2人を待っていた硝子と私に合流する。
「よっしゃ飯行こうぜ」
『親睦会的なやつ...？』
「そうだね、どこ行く？」
「煙草吸えるとこ」
「「『.........え？』」」
何故かこの3人とは緊張せずに接する事ができて。
案外楽しくなるかも、と思った初日。
((硝子、煙草吸うの...？))
(うん。酒も飲む)
((えっ...？))
(硝子、Aにはちょっと刺激が強いんじゃ)
(いちごオレに決まってんだろ！)
(うん、悟は一旦黙ろっか)
ヒヨコさん、リクエストありがとうございました
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