私のお義兄ちゃんはすとぷりの最年長！？

義兄妹14日目 ページ15

Aside


〜時は進んで数日後〜


『〜〜♪』

ご機嫌で鼻歌を歌いながらひなちゃんにご飯をあげる。

あれ？最近ほとんど私がご飯あげてない？

まあそのお陰でなんかめちゃくちゃなついてるからいっか。


ちなみにねー、なんでこんなに機嫌がいいかと言いますとね…


ふっふっふ。


実はさっき夏休みの宿題が全て終わったのだよ！


残り二週間もあるのに全部終わらせた私すごいでしょ←



あれ、シャー芯ないじゃん。(唐突)

宿題で全部使い切ったかー


買いに行くのめんどいな…

いっそのことお兄ちゃんパシるか。←


さ「zzZZ」

いやお兄ちゃん寝てるし。

しかも一階のソファで。

二階まで寝息が聞こえてくるわ。


外暑いだろうなーと思いながら階段を降りる。


さ「ｶﾞﾊﾞｯ A！」

うわっ急に起き上がったんだけど。

なに？私センサーでも付いてんの？


『…急に起きたねぇ。』

さ「Aの気配がしたから。(・−・)」

こわ

さ「あれ、カラコン付けてどしたの？」

『ちょっとコンビニ行ってくるわ。』

さ「え、ダメ！」

『なんで？』

いいじゃんコンビニくらい行っても。

さ「A襲われるかもしれないじゃん！ナンパ野郎とかいたらどうすんの！？」

『いや、襲われる女子っていうのはどちゃくそ可愛いもんなのだよお兄ちゃん。ナンパ野郎さんも私に声かけるほど暇じゃないと思うよ。』

さ「いやいや、クソほど可愛いAを襲わないヤツとかいたらそいつイカれてるぞ。」

んな訳あるかい。←無自覚美少女

さ「とにかく！危ないからAはお家に居て！お兄ちゃんが買ってくるから！」

『お兄ちゃん編集終わってないでしょ。』

さ「ｷﾞｸｯ」

『ほらお兄ちゃんは編集やってて！ちゃっと行ってちゃっと帰ってくるから。』

さ「…分かった。すぐ帰ってくるんだよ。いいね？」

『ん。』

さ「知らない人について行っちゃ駄目だからね！襲われそうになったら大声あげること！」

『はいはい。』

私は小学生か←

『んじゃ、いってきまーす！』

さ「いってらっしゃーい！」


ｶﾞﾁｬ


…はぁ。やっと家を出れた。

ほんっとお兄ちゃんって過保護だよねぇ。

コンビニ行くか行かないかの議論で一話終わるよ？←メタイ


あ、セ◯ンイレブン見えてきた。


「ねえ、君可愛いね。」

おお、誰かがナンパされてる。

「ねえ、聞いてる？」

あー無視してるんだなー

まあそれが一番だろうね。

「ちょっと、君のことだよ？」

そんな声が聞こえて誰かに腕を掴まれる。


『え＿＿？』

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