私のお義兄ちゃんはすとぷりの最年長！？

義兄妹6日目 ページ7

ｶﾞﾁｬﾝ

部屋に戻ってふと思った。

あれ？私引っ越したんだよね？

あれれ？荷物は？

そう思ってハッと部屋の隅を見ると…


…予想通り、大量の段ボールが。


片付けてなかったんだっけ。


はぁ、今からやるか。



〜一時間後〜

『終わったー！』

めっちゃ疲れたわ。

お母さん私の荷物全部突っ込んだっぽい。

あの人に整理という概念はないからな←


…あ、あの二人に引っ越したこと言っとかないと。

春なんか夏休み明けたら家に迎えに来るじゃん。

メール…いや多分気付かないから電話するか。


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

《はい。》

『もしもし？』

《どしたんA。》

『いや、私さ、お母さんが再婚したんよ。』

《へー…ん！？え、そうなの！？》

『そそ、でさ、お兄ちゃんができてさ、引っ越したの。』

《い、いやちょっと待って頭が追い付かない。》

『がんば。』←

《え、じゃあ…お前転校すんの？》

『いや、しない。てか学校近くなった。…あ、よく考えたら春ん家の近くだよ。』

《マジ！？よっしゃ！》

『え、なんでw』

《だって遊びに行けんじゃん。》

『あーね、なるほど。じゃ、住所送っとくね。』

《ん、よろ。あ、采莉には言ったの？》

『今から言うよ。んじゃ、また学校でね。ちゃんと宿題やるんだよ。』

《りょー。またな。》

『ん。』

ﾌﾟﾂｯ

さ、采莉にも連絡しよっと。

采莉は多分今塾だからメールで送ろ。

Aお母さんが再婚したから引っ越したよー

よし、送信完了！

え？雑じゃないかって？

知らん←


ｺﾝｺﾝ

さ「Aー、お風呂沸いたよー。」

あ、お風呂だ。


〜お風呂飛ばします〜


『お風呂上がったよー。』

さ「お、気持ちよかった？」

『うん。』

めっちゃ広かったわ。

さ「じゃ俺も入るから、先寝てていいよ。」

『了解。おやすみお兄ちゃん。』

さ「おやすみA。」


ｶﾞﾁｬ

部屋に入ってすぐベットに横たわる。

疲れたー

それにしてもお兄ちゃんってイケメンだよね(唐突)

イケボだし。

なんか前采莉が言ってたすとぷりのさとみくんと似てるわ。


…あ、そういえばお兄ちゃんって何の仕事してるんだろう。

今度聞いてみるか。



−−−−−−−−
采莉ちゃんと春君の設定です。

清水春(はる)

・Aの幼馴染み。
・そこそこイケメン
・A大好き
・Aの過去を知ってる

松野采莉(あやり)

・Aの友達
・ちょっと気が強い
・A大好き
・Aの過去を知ってる

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