観客の関西人【東京リベンジャーズ】【男主】

30話 8.3抗争 ページ31

主「ドラケンｸﾝ 血塗れやん…何で？」

ｻﾝｽﾞ「随分と悠長だなぁ!? テメェ」

主「いやいや、ちゃんと心配しとるで!?
心臓バックバクよ」

ｻﾝｽﾞ「1ミリも感じねぇよ！」

主「でも､何で刺されたん？
ペーｸﾝはマイキーｸﾝが解決されとったし
いったい誰や？ワシでも検討つかんよ」

ｻﾝｽﾞ「あン？オマエでも分かってねぇのかよ」

主「んーやっぱわからんなぁ…」

「でもあっちの方が断然おもろいやろ!!」

ｻﾝｽﾞ「あ？」


ドラケンの方へ行こうとするが周りには
愛美愛主ばかりいた


主「ﾁｯ 邪魔やァ 通さんかい!!」

間を無理やり空けようとするが次々と湧き出てくる
愛美愛主たち


主((ｲﾗｯ「ゴキブリは大人しく足で踏まれて死んどきいや!!?」

楽裏は自分にとって目の前にある面白いモノが
観れなくなるのが一番嫌っていること


それを邪魔されるのは以ての外
怒りも溜まり冷静にもなくなってしまうのだ。

そうなれば隠していたものが明るみになってしまうことがある。









結論を言うと楽裏は目の前の敵を思いっきり
殴ってしまったのだ。三途の目の前で。


楽裏に殴られ気絶をしている愛美愛主を見た
三途の一言目は…


ｻﾝｽﾞ「マジかよ…」


主「あ」


三途の声と気絶している愛美愛主を見て
やっと気づいたのだった。
しかし､殴った後なので手遅れだ。
ご愁傷様としか言えない状況だった






主「……………おわっ!! いつの間にか倒れてたわ！
ワシこんな強かったんか!?」

ｻﾝｽﾞ「明らかな三本芝居はバレバレなんだよ!?
もしかしてとは思ってたけどよｫ…
相手を気絶するくらいちゃんと強ェじゃねえかよ？
なぁ？クソ狐」

主「ワハハハ〜……なっなんの事かわからんなーワシ」

やらかしたと言うような顔をして珍しく
焦っており嘘がバレバレだ


ｻﾝｽﾞ「さて、どう言い訳すんのか楽しみだなぁ……
しっかり説明してもらうぞ。」

「それが東卍を、王(ﾏｲｷｰ)を裏切る行為だったら
テメェでも容赦しねぇからな？」


主「アハハー……勘弁してえなぁ……」

ｻﾝｽﾞ「すると思うか？」

主「………ハァ……ちゃんと説明したるさかい
お願いやから二人きりで頼むわ」

ｻﾝｽﾞ「………それぐらいは呑んでやるよ」


主(……今回はお預けやな……この癖も治さんといけないなあ……ハァ…こんな筈じゃあらへんかったのに…)


タケミチがドラケンを背負いこの場から離れるのを
名残惜しそうに後目にして再び周囲の乱戦に目を向けるのだった

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