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同年彼女 with 倉持洋一 ページ4

A「洋一、今日も練習お疲れ様でした!」


倉持「ヒャハハ、お前もお疲れだったな!」


現在、青道高校野球部では夏合宿が行われており、私達マネージャーも含め、通いの選手達みんなも合宿中は寮で寝泊まりする。


普段より練習は厳しくなるが、いつも家から通っている私は、彼氏の倉持洋一とひとつ屋根の下で過ごせるため、この合宿を楽しみにしていた。


就寝時間を過ぎてから、寮から少し離れたベンチで会うことが日課になっていたが、そんな合宿も明日の練習試合を最後に、終わりを迎えようとしていた。


A「あ〜ぁ、こうして1日中洋一と一緒に居れるのも今日で最後かぁ‥。」


倉持「んだよ、そんなに寂しいのか?」


A「‥寂しいよ。ずっと一緒にいたいもん。洋一は寂しくないの‥?」


そう言いながら、隣に座る洋一の肩に頭を乗せると、シャンプーのいい匂いが鼻をくすぐる。


いつもはワックスで立てられている髪の毛も、お風呂上がりと言うこともあり、おデコにかかった前髪がサラサラと風になびく。


A「洋一の前髪、可愛い‥。」


左腕を伸ばし前髪を触っていると、洋一の右手により、その動きは静止させられる。


倉持「‥A。」


名前を呼ばれて顔を上げると、すぐ近くに洋一の顔が近付いてきており、その唇に吸い込まれる様にそっと目を閉じた。


A「んっ、‥はぁ、んっ‥。」


最初は軽く触れるだけだったキスが、徐々に深いものへと変わり、気付けばジャージの上から太股を撫でる洋一の手つきに、腰が浮きそうになる。


頭がぼんやりしてきた頃、太股を撫でていた洋一の手がジャージの中に侵入しようとしてきたところで、ハッと我に返りその手を止める。


A「よ、洋一‥!ここ外だからこれ以上はダメ。‥ね?」


倉持「‥外じゃなかったらいいのか?悪りぃけど‥俺が我慢出来そうにない。Aはこのまま我慢出来んのかよ?」


熱を持ち始めていた身体は正直で、その問いに答えられず俯いていると、それを了承のサインと受け取ったのか、腕を引っ張られベンチを後にする。


着いた先は、空室になっている寮の1番端の部屋。


部屋に入るや否や、抱き締められたかと思えば、角度を変えては何度も舌を絡め取られる。


普段の言葉遣いは悪い洋一だが、壊れ物を扱う様なその手つきに、すごく大切に想ってくれてるんだということが分かる。


その想いに答えるかの様に、洋一の首に腕を回し、必死に繰り返されるキスに応えた。

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ぱっち(プロフ) - 依織さん» いやいやいや、激しく盛りすぎですよ(笑)リアルな私は天才とは真逆に位置しています(-_-)応援&コメント本当にありがとうございます♪ (2016年4月17日 21時) (レス) id: bc5692e9a1 (このIDを非表示/違反報告)
依織(プロフ) - ぱっちさん» やっぱり、ぱっちさんは天才ですっ!これからも、がんばってください! (2016年4月17日 21時) (レス) id: 08da0f1fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱっち(プロフ) - 依織さん» とんでもないです!こちらこそ不快な思いをさせてしまいすみませんでした(._.)鳴ちゃんのリク、書き終わりましたのでまたお時間のある時にでも読んでやって下さい(^^)♪リクいただきありがとうございました! (2016年4月17日 16時) (レス) id: bc5692e9a1 (このIDを非表示/違反報告)
依織(プロフ) - ぱっちさん» いえいえ。こちらこそ,上からでスミマセンm(_ _)m (2016年4月16日 22時) (レス) id: 08da0f1fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱっち(プロフ) - 秋の神.紅葉さん» 大変遅くなり申し訳御座いません。続編一発目の鳴ちゃんを秋の神.紅葉さんのリクにさせていただこうと考えてました。順番が前後してしまい申し訳御座いません(._.) (2016年4月16日 10時) (レス) id: bc5692e9a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華うさ | 作成日時:2015年11月2日 19時

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